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更新:2002.1.7


蛯名騎手に東京競馬記者クラブ賞

 東京競馬記者クラブ(加盟19社)は2001年度の同記者クラブ賞に蛯名正義 騎手(美浦・フリー)を選出した。地方交流競走を含めて138勝を挙げ、初の 全国リーディングに輝いたうえ、GI競走4勝など大レースに活躍したこと が認められた。  「伝統と名誉ある賞を頂き光栄の至りです。この賞に恥じない活躍ができ るよう、また、ファンの皆さんから一層信頼されるジョッキーへのレベルア ップを目指します」と、98年に次いで二度目の受賞を喜び、さらに気持ちを 引き締めていた。

クロフネ引退、種牡馬へ

 海外GIも視野に入っていたクロフネ(牡4歳、栗東・松田国厩舎)は年 末に故障が判明、このまま引退、種牡馬(早来の社台スタリオンステーショ ン)として供用される。24日に右前肢に異常が認められ、エコー検査を受け たところ、右前浅屈腱炎と診断された。相当重傷で、少なくとも9か月以上 の休養を要するとのことで、オーナーとの話し合いの末に種牡馬入りを決め たもの。  クロフネは同一年度に芝とダートのJRA・GIを制した唯一の馬で、そ れほどの能力だからこそ足元に負担がかかったともいえる。ことに、ダート 1600mの1分33秒3は芝並みで、クロフネ自身で更新する以外、この記録は 破れないだろうとさえいわれていた。

オペラオーとドトウ同時に引退式

 史上最多タイのGI7勝を記録したテイエムオペラオーの引退式が1月13 日の1回京都競馬5日目の昼休み時間に行われる。通算24戦14勝、獲得賞金 18億3518万9000円、そのほかの褒賞金などを含めると20億を軽く超えて史上 最高額を稼ぎ出している。  オペラオーのライバル・メイショウドトウが引退式も一緒に行うことにな った。GIでオペラオーの2着が5回というのはちょっと類を見ない記録。 不運だが、ドトウ自身の価値を高める銀メダルではあった。宝塚記念で初め て王者をくだしてGIの勲章を手に入れた。通算27戦10勝、重賞は宝塚記念 を含めて5勝。今後は浦河のイーストスタッドで種牡馬入りする。  競走馬としての実績ではオペラオーが優位に立ったが、種牡馬としての活 躍はこれから始まる。そこでもライバル関係を続けるのだろうか。 ステイゴールドは20日に引退式  引退式が続く。暮れの香港で念願のGIを物にしたステイゴールドの引退 式は1月20日の1回京都競馬8日目の昼休み時間に行われる。国内では48戦 5勝ながら、海外で2戦2勝が立派。香港の国際GIはむろんのこと、ドバ イでファンタスティックライトを相手に勝ったドバイシーマクラシックがま ことに印象深い。

ダイワテキサスの引退式

 1月6日の1回中山競馬2日目の昼休み時間にダイワテキサスの引退式が 行われた。95年のデビューから年末の有馬記念まで、実に7年もの間、トッ プランナーであり続けた。通算53戦11勝、重賞は関屋記念2勝など5勝。  牧原由貴子騎手を背に、98年のオールカマー優勝時のゼッケンで登場。女 性騎手が乗って引退式に臨むのは初めてで、それもあってか、大きな歓声が あがっていた。

騎手に対するドーピング検査を実施

 昨年の11月に国際競馬競馬統括機関会議(パリ会議)で、騎手に対する禁 止薬物の取締りに関する協約が新設された。我が国ではこれまで競走馬に対 して薬物検査を行っていたが、今後は騎手についてもドーピング検査の導入 を図ることを決定した。検査対象薬物は覚せい剤、大麻、麻薬、向精神薬、 あへん及び利尿剤。  平成14年1月から1年間を試行期間とし、平成15年1月から本格導入を予 定している。

ファストフレンドが引退

 平成12年の帝王賞(大井、GI)などを勝ち、ダートの重賞で活躍したフ ァストフレンド(牝8歳、美浦・高市厩舎)が12月27日付けで馬名登録を抹 消、引退した。  通算成績は38戦15勝(うち重賞6勝)。同馬は門別で繁殖馬となる予定。  なお、平成12年の東京オータムジャンプ(J・GII)をレコード勝ちした マキハタコンコルドは、昨年12月22日の中山大障害(J・GI)のレース中 の事故が原因で弊死した。

京都競馬場の指定席は名称変更

 京都競馬場の「特別指定席」の名称が、「特A指定席」に変更される(座 席の場所、座数、金額等は変更なし)。  なお、変更開始時期は平成14年1月5日(第1回京都競馬1日)から。

平成13年度厩舎関係者表彰受賞者

 平成14年1月4日に、平成13年度の厩舎表彰受賞者が発表された。  最多勝利調教師は栗東の森秀行調教師(70勝)、最多勝利騎手は美浦の蛯 名正義騎手(138勝)だった。

☆京都金杯あらかると☆

◎連覇  ダイタクリーヴァは2年連続でトップハンデにかかわらず連覇した。京都 金杯史上、2年連続は初めてのこと。単勝170円は1966年のキーストン(130 円)に次ぐ2番目の低配当だった。 ◎初制覇  珍しいことに、このレースは武豊騎手が未勝利だった。これまでエイシン テネシー、エリモダンディー、アドマイヤカイザーの三度、2着に泣いてき た。この日は完勝の内容。このレースを含めて初日に早くも3勝、いいスタ ートが切れた。 ◎関東馬  2着ゴッドオブチャンスは関東馬。今でこそ中山金杯が2000m、京都は16 00mとなっているが、もともとは同じ2000mのレースだったから、関東馬の 参戦が少なくて当然だが、京都金杯での関東馬の連絡みは1968年フイニイ( 2着)以来で2回目。東西交流が盛んな昨今では珍しい例だろう。 ◎増加  厳しい年が予想された2002年だが、初日が土曜日とあって、東京、京都と もに多くのファンが詰めかけた。京都金杯は80億円余りで微減だが、1日の 売り上げは16%ほど増えている。一方、中山金杯は前年比15.1%増で約93億 を売り上げた。

賀茂神社で安全祈願大祭

 日本最古にして随一の馬事従事者守護神、賀茂神社が馬や馬事従事者、乗 馬倶楽部の安全祈願大祭を1月13日(日)に行う。  年々規模が大きくなり、地元の観光物産展やポニー来訪など、多彩なイベ ントが行われる。安全祈願はもとより、馬券的中を願って訪れてはいかが。  また、遠方で参拝が難しい人には、希望に応じて「祈とう」を行ったり、 「御守りや御札」を送ってくれるそうだ。  御猟野乃杜(みかりの)賀茂神社へは、JR近江八幡駅下車、琵琶湖側か ら近江バス「篠原駅行き」乗車、「加茂東」下車。徒歩5分で右側にみえる 大きな森だから、すぐ分かる。

谷調教師がJRA通算100勝を達成!

 谷潔調教師(44歳、栗東)は1月6日、第1回京都競馬2日目1R(3歳 未勝利)リリーシーザーでJRA通算100勝を達成した。  谷調教師は「やはり区切りの1勝ですし、達成できてうれしいです。まず は、101勝目を目指して頑張ります」とコメントしている。

秋山騎手がJRA通算200勝を達成!

 秋山真一郎騎手(22歳、栗東・フリー)は1月6日、第1回京都競馬2日 目4R(3歳新馬)ヒカリジルコニアでJRA通算200勝を達成した。  秋山騎手は「達成できてうれしいです。これからもケガや騎乗停止に気を つけて頑張りますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。

京都で高配当出る!

 1月7日に行われた第1回京都3日目9R(福寿草特別)で、1着に15番 人気のリバートレジャー、2着に12番人気のエリモマキシムが入り、馬連は 何と19万3540円の高額配当。これはJRA歴代11位の高配当となった。  歴代1位は2000年1月30日の小倉競馬6Rの30万3080円。  荒れる正月競馬を象徴する一戦となった。