「競馬ニホン」の中央競馬情報サービス
更新:2000.6.4
ホッカイルソーが引退
8歳でオールカマーを制したホッカイルソー(牡9歳、美浦・田中清厩舎)
が5月31日に登録を抹消し、引退することになった。通算成績は28戦5勝。
引退後は北海牧場で種牡馬生活を送る予定。
タイムオーバー適用除外理由を成績表へ記載
従来、タイムオーバーの適用を除外した場合、その理由については公表し
ていなかったが、JRAは下記の通り成績表に記載することを決定した。
理由は、なぜその馬がタイムオーバーの適用を除外されたのかファンに公
表するとともに、より明瞭な記録を成績として残す必要があるためとしてい
る。
記載開始時期は第1回函館競馬(6/10)、第4回東京及び第3回阪神競
馬(6/17)から。
宝塚記念に外国馬の出走なし
6月25日に阪神競馬場で行われる宝塚記念に登録していたカイタノが出走
辞退の連絡があった。これにより、同競走への外国馬の参加馬はない。
田中剛騎手は10着に終わる
フランスに遠征している田中剛騎手(39歳、美浦・フリー)は5月28日、
フランスのオートウィユ競馬場のグラサボイ賞(障害、3900b)にアルブー
スタンに騎乗し、18頭立ての10着に終わった。
武豊騎手がアメリカへ長期遠征
リーディング1位をひた走る武豊騎手(31歳、栗東・フリー)は、平成12年
6月6日(火)からおおむね1年程度、アメリカへ長期遠征することになった。
第1・2回函館競馬場の馬場状態
6月10日から行われる函館競馬の馬場情報が発表された。
芝は洋芝(ケンタッキーブルーグラス、トールフェスク)で実施。1回は
全日Aコース(フルコース)。1周1626m。2回は前2日がAコース、後6
日がBコース。Bコースは4mの仮柵、1周1651m。開催当日の芝の長さは
12センチ。
ダートコースは砂厚約8センチと、従来と変わらない。1周は1475m。
デットーリ騎手が大ケガ
6月4日の安田記念でディクタットに騎乗予定だったL.デットーリ騎手
は、現地時間の6月1日に英国で飛行機事故に遭い負傷したため、日本で騎
乗することができなくなってしまった。
デットーリ騎手はグッドウッド競馬場の薄暮開催に騎乗するため双発プロ
ペラ機に乗り込んだが、離陸に失敗。この事故により、パイロットは死亡、
デットーリ騎手は右足首の骨折と手親指を負傷、同じ飛行機に乗り合わせて
いたコクレーン騎手も、意識はあるが、ケガの程度は不明と伝えられている。
両騎手はケンブリッジの病院に移送収容された。
サンチェス騎手がJRA初勝利達成!
短期免許で来日中のF.サンチェス騎手(25歳、フランス)は6月3日、
3回東京競馬5日目4R(4歳未勝利)ローストでJRA初勝利を勝を飾っ
た。
サンチェス騎手は「非常にいい気分です。レース前は馬がイレ込んでいた
ので、落ち着かせることを心がけました。今まで欧米、香港とたくさんの競
馬場で騎乗しましたが、東京競馬場は一番素晴らしい競馬場だと思います。
これからも楽しみながら、ベストを尽くして頑張ります」とコメントしてい
る。
なお、同騎手は6月1日の交流競走(浦和)で来日初勝利を挙げている。
ワイドでトリプル万馬券
6月3日の3回東京競馬5日目12R(5歳以上 500万下)のワイド馬券が
すべて万馬券という、超大波乱が起きた。1着がレヴューバンダム(18頭中
13番人気)、2着にマチカネムラムスメ(11番人気)、3着にパズルボック
ス(14番人気)と入り、1万7260円、1万9260円、2万5810円をつけた。J
RAで初めて、南関東でもトリプルは出ていない。
また、このレースで1着の安田富騎手(52歳)は、これが今年の初勝利と
なった。昨年11月21日(3回福島7日目11Rラスターゲイン)以来、6か月
半ぶり、102戦目(今年78戦目)の美酒であった。
武豊騎手がサンデー産駒で100勝達成
6月3日の2回中京競馬5日目7R(4歳 500万下)は武豊騎手のニホン
ピロニールが快勝したが、これがちょっとした話題になった。武豊騎手がサ
ンデーサイレンス産駒による通算100勝目だったのだ。
武豊騎手がサンデーサイレンス産駒で最初に勝ったのは、平成6年12月4
日(7回阪神2日目)5R(新馬)のサンデーブランチだった。以来、5年
半で100勝、これは大変な記録だろう。その中にマーベラスサンデー(10勝)、
スペシャルウィーク(9勝)といった超大物がいる。
田口騎手がニュージーランドで騎乗
ニュージーランドで騎乗している田口大二郎騎手(24歳、美浦・フリー)
は、6月3日にワンヌガイ競馬場で障害2レースに騎乗し、3、5着の結果
となった。
本田騎手がJRA通算500勝達成!
本田優騎手(41歳、栗東・星川厩舎)は6月4日、2回中京競馬6日目7
R(4歳500万下)クエスチョンマークでJRA通算500勝を達成した。
本田騎手は「ようやく達成できた。とてもうれしいです。多くの関係者、
そしてファンの皆さんに感謝したい。これからも頑張って、一つ一つ勝ち星
を重ねていきたいと思います」とコメントしている。
大西騎手がJRA通算300勝達成!
大西直宏騎手(38歳、美浦・フリー)は6月4日、3回東京競馬6日目2
R(4歳未勝利)スピードビウでJRA通算300勝を達成した。
大西騎手は「今年に入ってから意識していたので、あと1勝に迫ってから
の4週間が長く感じられました。これからも、どんどん勝ち星を積み重ねて
いきたい」とコメントしている。
☆安田記念あらかると☆
◎香港馬、JRA競馬で初勝利
外から伸びて来たのは香港のフェアリーキングプローン。2着にもアラブ
首長国のディクタットが入り、外国馬がワンツー。安田記念史上初めて、ジ
ャパンCを除くJRA競馬で外国馬1、2着は平成6年の京王杯スプリング
C(スキーパラダイス=ザイーテン)以来で二度目。香港馬がJRA競馬に
勝ったのは初めてだが、オリエンタルエクスプレスが一昨年のこのレース2
着、昨年のジャパンC2着のインディジェナスと、結構働いている。
◎今後はI.アラン師の馬に注目
香港馬が初めて日本にやって来たのは平成6年の安田記念。ウィニングパ
ートナーズで14着だった。以来、オリエンタルエクスプレス(10年の安田記
念2着、11年は12着)、ホーリーグレイル(11年の安田記念14着)、インデ
ィジェナス(11年のジャパンC2着)、そして今回。そのうち、ウィニング
パートナーズを除いて、すべてI.アラン師の管理馬である。日本の馬場に
対する見極めが素晴らしいということか。
◎売上げ増
今年のGTは軒並み前年比マイナスを記録していたが、この安田記念は28
7億5742万9800円で前年比112.8%と、初めて前年を上回った。ただし、同レ
ースのレコードは平成8年の 363億余り。歯止めはかかったものの、喜んで
もいられないだろう。