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更新:2000.1.9
スペシャルウィークが引退
'98年のダービーをはじめ、GIを4勝したスペシャルウィーク(牡6歳
・栗東、白井厩舎)は平成12年1月6日付けで馬名登録を抹消、すなわち引
退した。
今後は北海道の早来で社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。
年度代表馬をはじめ、各部門の有力候補となっているが、吉報は北海道で待
つことになった。
なお、1月5日に京都競馬場、1月6日に中山競馬場で引退式を済ませて
いる。
☆京都金杯あらかると☆
◎7歳牝馬
キョウエイマーチが5馬身の差をつけて快勝した。38回目の金杯(京都)
だが、4歳牝馬が勝ったのは初めて。7歳牝馬が重賞に勝つこと自体が珍し
く、平成10年の函館記念(パルブライト)以来になる。
◎現役牝馬の賞金ナンバーワン
キョウエイマーチの獲得賞金は5億2143万8000円になった。これは2位フ
ァレノプシス(3億6273万8000円)を大きく引き離し、現役牝馬ナンバーワ
ンの獲得賞金である。
◎西はダンシングブレーヴ産駒
東の金杯はサンデーサイレンス産駒で、西の金杯はダンシングブレーヴ産
駒だった。1999年の重賞はサンデー産駒が23勝で断トツ、2位がブライアン
ズタイム、シルヴァーホーク、ダンシングブレーヴの5勝。昨年の1位と2
位の種牡馬が2000年も好スタート。それにつけても、ダンシングブレーヴの
急死(昨年8月2日)は惜しまれる。
☆中山金杯あらかると☆
◎関西馬、初めて中山金杯を制す
東西交流が盛んな昨今、関東エリアの平地重賞で関西馬が唯一勝っていな
い現存するレースが、この中山金杯だった。輸送移動の制約を受けるのも理
由の一つだろうが、49回目にして関西馬が勝った。2着も関西馬である。20
00年に向けて、JRAは中山金杯の距離を変えず、京都金杯を2000メートル
から1600メートルに変更した。例年通りであれば、ジョービッグバンもミス
ズシャルダンも中山へ出張しただろうか。いってみれば「関西馬による関東
平地重賞完全制覇」は、JRAのあと押しで生まれたのかもしれない。ちな
みに、関東馬が勝っていない関西平地重賞は13レースある。
◎今年もサンデー産駒
昨年の中山金杯はサイレントハンターが逃げ切った。これがサンデーサイ
レンス産駒。今年のジョービッグバンもサンデー産駒である。やはりサンデ
ー強し。この日の中山は2R(アグネスアラシ)、4R(フューチャサンデ
ー)、6R(ユキノサンロイヤル)、そして11Rのジョーと、サンデー産駒
が大暴れした。これで、サンデー産駒の重賞は87勝。現役トップのノーザン
テーストに「あと1」と迫った。歴代1位は113勝のヒンドスタン、2位が9
5勝のパーソロン。
◎騎手、助手とも中山に縁
山田和広騎手は千葉県出身。父である山田則弘調教助手は現役騎手時代、
中山所属だった。縁の深い中山で、2000年の好スタートを切った。
東京競馬記者クラブ賞に渡邊隆氏
東京競馬記者クラブ(加盟19社)は1999年度の同クラブ賞に、エルコンド
ルパサーのオーナー・渡邊隆氏を選出した。凱旋門賞2着、サンクルー大賞
優勝のエルコンドルパサーをたたえると同時に、オーナーの挑戦姿勢と結果
を出した点が、この選出につながった。
渡邊隆氏は「私が直接やったことではありませんが、関係者が一つの目標
に向かって一体となった努力が実を結んだのだと思っています。今後もスポ
ーツ精神で、より強い相手に挑む姿勢で取り組んでいきたい」と語った。
民放競馬記者クラブ賞は北村宏騎手
民放競馬記者クラブ賞(関東新人騎手賞=加盟12社)には北村宏司騎手(
19歳、美浦・藤沢和厩舎)が選ばれた。
JRA37勝は東西合わせて新人騎手の最多勝。昨年は該当者なしに終わっ
たが、平成3年の橋本広喜騎手(31勝)以来の30勝超え、平成6年の高山太
郎騎手(25勝、関西最多は幸騎手の23勝)以来の東西トータルで最多勝が高
く評価された。
どちらの賞も表彰式は1月5日の1回中山競馬1日目の5R終了後(昼休
み時間)、ウィナーズサークルで行われた。
野平調教師がJRA通算400勝
野平祐二調教師(71歳、美浦)は1月5日の1回中山競馬1日目8R(5
歳以上500万下)ナイスファッションでJRA通算400勝を達成した。
騎手としての野平祐二は1188勝(昭和29年以降)をマークしたし、スピー
ドシンボリとのコンビなどで、あまりにも有名。昭和50年8月1日に厩舎を
開業後は騎手時代ほどの華々しさこそないものの、あのシンボリルドルフを
育て上げたことは、これからも長く語り継がれるに違いない。重賞23勝、そ
のうちルドルフが10勝している。
サンダース騎手が二度目の来日
1月1日から2月29日の短期免許でイギリスのセバスチャン・サンダース
騎手が来日した。昨年は1月1日から3か月間プレーして 104戦9勝。今回
は安田隆行調教師が身元引受人の1人なので、関西エリアでの騎乗になる。
1971年9月25日生まれの28歳。1995年にイギリス最優秀見習騎手となり、
翌1996年にイギリスの騎手免許を取得した。その年97勝でリーディング8位。
以後もコンスタントな成績を残し、4年目の昨年は84勝でリーディング10位。
5日から京都競馬に騎乗しているが、6日午後になって急性胃炎のハプニ
ングに見舞われた。この日は9R以降の3競走の騎乗を返上したものの、一
過性のもので、8、9日には再び元気を取り戻し、8日の5R(新馬)では
タイキマグナムで会心の騎乗、2000年の1勝目(JRAで通算10勝目)を記
録した。
タップオンウッド死亡
種牡馬タップオンウッドが12月25日、繋着先の那須種馬場で、疝痛のため
死亡した。24歳。
タップオンウッドは1976年、アイルランド産。英2000ギニーなど18戦10勝
で種牡馬入りし、1985年に日本へ輸入された。主な産駒にキョウエイタップ
(平成2年のエリザベス女王杯)がいる。
日本初!障害騎手が短期免許で来日
外国人騎手に3か月間の期限付きで騎乗を認めるという短期免許制度を使
って来日する騎手が増えてきたが、今回来日するフランスのティエリー・マ
ジョルクリック騎手(27歳)は、障害専門の騎手。もちろん、これは初めて
のケース。期間は1月11日から4月10日まで。
マジョルクリック騎手は今年、フランスの障害部門で201戦 50勝、リーデ
ィング3位。これまでに障害のGIを3つ制している。なお、身元引受調教
師は二ノ宮調教師、身元引受馬主は藤井一雄氏。
なお、競馬ニホンの馬柱ではgマジョルクmと表記します。
前年比64キロ増のケイユウレーサー
1月8日、1回中山3日目8Rのケイユウレーサー(牡6、美浦・小桧山
厩舎)は、前走比 64キロ増の584キロで出走した。同馬は1年6か月ぶりの
実戦であったが、それにしてもびっくりの大幅体重増だった。レースは16頭
立ての16着。
大幅に馬体重を増やして勝った例には平成8年7月20日(2回小倉3日目
8R)でシルクフェニックスの44キロ増というのがある。この馬は、その後
オープンまで出世しており、増えた分がみんな実になった好例だろう。ただ
し、50キロ以上の増加は、最近の例では好走がない。
逆に、大幅マイナスの出走例には、平成10年9月13日(4回中山2日目4
R)のローレルコブラ、この馬は休んでいた半年間に500キロから448キロま
で落ち、レースも15着に終わっている。
ノーザンテースト産駒22年連続V
ノーザンテースト産駒が22年連続(昭和54年〜平成12年)中央競馬で勝利
を挙げた。1月8日の1回京都競馬3日目10R(室町特別)でラパシオンが
勝ったことで達成されたもの。この記録はシンザン(昭和44年〜平成4年)
の24年連続に次ぐ。
ノーザンテーストは現在、北海道早来町の社台スタリオンステーションで
繋養されている。今年で30歳ながら、昨年も13頭に種付けした。種牡馬とし
ての記録は、中央競馬通算1638勝(2位がライジングフレームの1379勝)、
最多リーディングサイアー(11回=昭和57年〜平成4年)、通算交配頭数16
48頭(2位がチャイナロックの1334頭)などがある。
的場騎手軽傷で日曜には騎乗
的場騎手は1月8日の1回中山競馬3日目10・11Rの騎乗を取りやめた。
7Rの地下馬道で落馬、7Rはそのまま騎乗して5着(チョウカイウィン)
に入線したものの、落ちた時に胸を打っており(左側胸部打撲傷)、大事を
取ったもの。9日の朝に検査を受けた結果はよく、レースには予定通り騎乗
した。
ワイド初!5通り的中
1月9日の1回中山競馬4日目8R(牝・5歳以上500万下)で5通りの
馬券が的中した。3着同着があったためで、ワイド馬券導入後、初めて。