「競馬ニホン」の中央競馬情報サービス
更新:1999.4.25
福永騎手、術後の経過は良好
4月17日の中京競馬11R(小倉大賞典)、マルカコマチで落馬(返し馬中)
した福永祐一騎手は経過観察の結果、状態の改善が見られないため、入院先
の愛知県豊明市の藤田保健衛生大学病院で、19日午後4時15分ころから約4
時間にわたって手術を行った。損傷を受けた左腎の摘出、及び脾臓とすい臓
からの出血を止めるのが目的で、術後の経過は良好、安定した状態にあるそ
うだ。福永騎手の母・福永有見子さんは22日、「大分、痛みが引いたようで、
昼間は2人でしゃべったりして落ち着いています」とコメントし、23日には
病院側から「顔色がよくなり、もう少しすれば水を飲めるようになる」との
見解が示された。これからは日にちが薬。若いことだし、回復は早いだろう。
石崎18期生が4月16日付けで競馬学校を退学
この4月2日に競馬学校に入学(騎手課程第18期生)した石崎駿君(千葉
県出身)が、体調不良を理由に16日をもって退学している。JRA競馬学校
校長・岡田享介氏は「彼は懸命に努力したが、体重を維持しつつ、学校の授
業についていくことが困難になったため、体のことを考えると、やむを得な
い」と言った。南関東公営ナンバーワン・石崎隆之騎手二世ということで注
目されていただけに、この退学はJRAとしても残念な結果だ。
横山義、西谷騎手をフランスへ派遣
JRAは障害競走改善策の一環として、横山義行騎手(美浦・フリー)と
西谷誠騎手(栗東・フリー)をフランスに派遣する。期間は5月12日から6
月9日で、ジャン・バランダ調教師、イザベル・パコー調教師のもとで研修
に励むことになる。なお、現地での騎乗については未定。
京王杯SCに外国馬2頭が出走予定
京王杯スプリングカップ(5月15日=東京競馬場)にレンドアハンド(牡
5歳、アラブ首長国連邦)、ケオス(牡6歳、フランス)の外国馬2頭が出
走する予定だ。
この競走にはケープクロス、フライトゥザスターズ、ディクタット、ラム
ーズ、メンズイクスクルーシヴ、スムーズランナーが選出馬及び補欠馬にな
っていたが、いずれも辞退して、先の2頭の参加が決まった。
エルコンドルパサーの海外初戦はイスパーン賞
海外GTを狙ってフランスへ渡ったエルコンドルパサー(牡5歳、美浦・
二ノ宮厩舎)は環境の変化に動じることもなく、元気いっぱいに調教を積ん
でいる。根来厩務員は「馬は至って順調。カイバはすべて日本から持ってき
たのを与えている。水はフランスのもの。この馬は手がかからないし、日本
のスタッフがみんな来ているから、馬もさみしくないだろう。自分で体をつ
くるタイプだし、休み明けでも走るので心配していない。気温の寒さに参っ
ているのは人の方で、問題はない」と言い切る。それを裏付けるように、ケ
イコをつける佐々木助手は24日にやや強めの調教を終えた後、「息づかいも
申し分ない。太目感はなく、上昇カーブを描いている。びっしり追うのはあ
と1回で十分」と自信をうかがわせた。
ところで、エルコンドルパサーの海外初戦は5月23日(日)、フランス・
ロンシャン競馬場のイスパーン賞(GT、芝1860メートル)に決定した。多
田コーディネーターは「昨年11月のジャパンカップ以来なので、馬に負担が
かからないことを念頭に入れ、ハードな長距離輸送のないイスパーン賞を選
んだ。18日に視察したロンシャン競馬場は雨が降っていたにもかかわらず、
馬場状態がよかった」と語っている。
今後の仕上がり具合いでなお流動的ではあるが、イスパーン賞を使って最
大目標であるエクリプスS(7月3日)という路線が濃厚のようだ。
第15回馬の絵展の作品募集
JRAは「馬の絵展」の作品を募集する。日本中央競馬会発行の競馬総合
誌である「優駿」創刊500号を記念して、「第1回馬の絵展」が開催されたの
が昭和60年。以来、回を重ねて今年は第15回を迎える。
大賞(1点)に50万円、優駿賞(2点)に30万円の賞金(絵の買い取り料
を含む)が贈られるほか、奨励賞、佳作、ファミリー賞が用意されている。
応募要領は次の通り。
〇モチーフ:馬または競馬を題材にしたもの。
〇技法及びサイズ:油彩画、日本画(墨絵は不可)、水彩画(パステル画
も可)で6号から10号までの未発表作品。額装(ガラスは不可、油彩画
以外はアクリル使用)
〇応募資格:15歳以上で国内在住の人
〇出品等:出品料は無料(1人1点)
〇選考委員:日本中央競馬会「馬の絵展」選考委員
〇応募方法と締切り:8月19日(木)〜21日(土)の間に、額の裏に画題、
郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、
〒273-0037 千葉県船橋市古作1−1−1
JRA中山競馬場「馬の絵展」P係まで
持参、または期指定で郵送。
〇発表:9月13日(月)※入選者には事前に連絡
〇展示:入選作品は9月下旬(予定)からプラザエクウス渋谷で展示。優
駿10月号にも掲載。※大賞、優駿賞以外の作品は返送。返送費用は主催
者負担。ただし、破損等の責任は負いかねるとのこと。
〇問い合わせ:樺央競馬ピーアール・センター「馬の絵展」係
電話は03−3436−2031
熊沢騎手、日曜日の騎乗を返上
熊沢重文騎手は4月25日の京都競馬(3回京都2日目)で予定していた6
つの競走すべて騎乗を返上した。これは前日の5R・障害戦でホーマンラン
ドオーで落馬し、その時は何ともなかったが、土曜の全レース終了後に痛み
がひどくなったもので、診断は腰部左下腿打撲傷だった。
また、この日は小屋敷昭騎手も腰椎捻挫のため、予定の2つの競走は他の
騎手に乗り替わりとなった。
菊池騎手が通算8戦目で初勝利
菊池憲太騎手(18歳、美浦・河野厩舎)は4月25日の1回新潟競馬2日目
第5R(4歳未勝利)テッケンサファイヤで初勝利を挙げた。3月デビュー
から8戦目。菊池騎手は「同期で一番キャリアが少なく(最短は北村宏騎手
の9戦目)勝てたのがうれしい。自厩舎の馬がいい成績なので、地道に頑張
っていれば、いい馬に乗れると思っていました」と言った。
鹿戸騎手が日曜の新潟競馬で負傷
鹿戸雄一騎手が25日の新潟競馬で負傷、最終12Rは乗り替わった。同騎手
は6Rのゲート内で打撲(診断は右膝部打撲及び軽度擦過傷)し、8Rは騎
乗したものの、その後、痛みが増して12Rの騎乗を辞退した。