【トーク】
−中央競馬に物申す−


園田競馬に2万人超

 11月3日の園田競馬は大いに盛り上がった。公営競馬の祭典JBC(クラ シックとスプリント)競走が開催されたのである。これまでは大井、盛岡、 名古屋、川崎で行われた。関西圏では園田が初めて。園田開催の意義は大き い。  兵庫県競馬がサラブレッドを導入したのは1999年。初年度からロードバク シンという名馬が出たものの、歴史の浅さは否めず、同じ地方競馬でも南関 東あたりとのレベル差は小さくない。今回のJBC開催を機に一層のレベル アップを図る。  この日、園田競馬場に詰めかけたファンは2万人を超えた。売り上げは20 億円を上回った。翌4日が約4400人、売り上げ約1億7800万円だったことか らも、JBC効果のほどがうかがえる。中央競馬も売り上げ減が深刻化する が、それ以上なのが地方競馬。そんな中にあって、この日だけは光が差した。  レースはスプリントがバンブーエール、クラシックはヴァーミリアンと、 今年も中央勢が貫禄を示したが、スプリントでは地元のアルドラゴンが3着 に健闘して気を吐いた。中央馬と地方馬が同じような重量で戦えば中央優位 は動かないが、地元勢の善戦は来年の開催が決まっている名古屋にエールを 送るものだろう。  クラシックを勝った武豊騎手は前日の中央競馬、天皇賞・秋(ウオッカ) に続いての大レース制覇となった。今年は勝ち星は上がっても、重賞レース でなかなか勝てない苦しみを味わったが、2日続きの大レース奪取で胸のし こりも取れたに違いない。園田競馬の交流重賞に縁の深い武豊騎手の笑顔も また、今年のJBC競走を彩った。