【トーク】
−中央競馬に物申す−


阪神と函館組ハイレベル

 10月26日、京都競馬5Rの新馬戦は今年一番といってよいレベルの馬が集 まった。案の定で、上位3頭はいずれも33秒台の末脚をマークしている。勝 ったアンライバルドはむろん強かったが、それ以上に2着リーチザクラウン、 3着ブエナビスタの足が光った。この3頭はクラシック路線に乗る。無事を 祈る。  まだまだこれから多くの素質馬が登場するだろうが、これまでのところは 夏前の阪神、それから函館デビュー組が他を圧倒している感がある。10月18 日のデイリー杯2歳Sは函館デビューのシェーンヴァルトが快勝、12年ぶり にレコードを塗り替えるおまけまで付けた。  デイリー杯2歳Sは時期的なもので早期向きが活躍のイメージだが、どう してどうして、今年の皐月賞馬キャプテントゥーレをはじめ、メイショウボ ーラー、マルカシェンク、勝てなかったが好走したクチでスーパーホーネッ トやローレルゲレイロがいて、息の長い活躍馬が存在する。  函館デビュー組には函館2歳S勝ちフィフスペトルもいる。だが、その上 をいくのが夏前の阪神組。新潟2歳Sのセイウンワンダー、小倉2歳Sのデ グラーティア、札幌2歳Sのロジユニヴァースといて、さらにオープン特別 レコードのホッコータキオン、新潟のオープン特別勝ちツルマルジャパンで ある。ロジユニヴァースは覇を競ったプロスアンドコンズもいる。  ひと昔前は「大物は秋の京都から」が通り相場だった。変われば変わるも ので、最近は夏前の阪神や真夏の小倉からもクラシックホースが出ている。 使い方、仕上げ方法などが改善されているのかもしれない。いずれにせよ、 若馬のレースは馬券が難しい代わり、胸弾むような楽しさが同居する。明日 のディープを目指して、これからのデビュー組も負けるな。