
【トーク】
−中央競馬に物申す−
評判通りの新血種
評判の新種牡馬が評判通りの活躍をするケースは当たり前のようで、その
実、そう簡単ではないのだが、今年の2歳が初産駒のキングカメハメハ、ネ
オユニヴァースは幸先のいいスタートを切った。カメハメハはキングマンボ、
ネオはサンデーサイレンスの後継で、遺伝力も強いようだ。
先に重賞を手にしたのはキングカメハメハで、フィフスペトルが函館2歳
Sを鮮やかに決めた。そして、ネオユニヴァース産駒のロジユニヴァースは
初戦から26キロもの大幅増の馬体にもかかわらず、札幌2歳Sを堂々の差し切
り。奥の深さでは一、二を争うと印象づけた。
ロジユニヴァースは関東馬ながら7月阪神のデビュー勝ち。一方の評判馬
プロスアンドコンズとの一騎打ちを制した。このレースはむろんハイレベル
だが、6〜7月阪神組にはあれもこれもと、素晴らしい素質馬が集結したよ
うである。
ツルマルジャパンとセイウンワンダーの初戦1、2着コンビは、ツルマル
が新潟のオープン特別、セイウンは新潟2歳S、デグラーティアが小倉2歳
S、さらにホッコータキオンが野路菊Sをレコードで突っ走るなど、珍しい
傾向を示している。
これらが順調で来春のクラシック戦線をにぎわすことを願うとして、リー
ディングサイアー争いも白熱化するだろう。アグネスタキオン、フジキセキ、
マーベラスサンデーなどSS産駒の実績馬に対し同じ血のネオユニヴァース、
または別ラインのキングカメハメハがどう絡んでいくのか。秋の深まるころ
には一応の序列がついていることだろう。