
【トーク】
−中央競馬に物申す−
1150メートルはややこしい
1回福島競馬は6日間開催で終了する。7日間開催はあっても、6日間開
催は初のケース。1開催を8日間に固定しなくてもいいように施行法を改め
たことで、今後はいろいろな形の開催が可能になってくる。このことに関し
ては何の疑問もない。ここで問題にしたいのは距離である。
バラエティに富んだ番組を目指して、福島競馬にダート1150メートル戦が設け
られて数年が経過した。主催者側の主旨は分かるが、なぜ1150メートルなのか。
確かに地方競馬では820メートルとか、大井競馬場が改修中には1480メートルなどとい
う距離が設けられたものだ。だが、半端な数字のレースを中央競馬にまで及
ぼす必要はない。
スタート地点の問題、幅員の広さなど、いろいろの理由があっての1150メ
ートルなのだろう。しかし、ファンにとっては50メートルの半端が数字比較
のうえで悩まされる。競馬は馬の調子のよし悪し、展開などが最も重要だろ
うが、数字の比較もまた、競馬の面白さであり、重要なファクターでもある。
そんなデータの比較が簡単にできないから困る。
バラエティに富んだ番組といえば、1回福島競馬に関しては特別を除くと、
3歳未勝利と古馬500万戦ばかりである。3歳未勝利戦には相当数以上の未出
走馬が含まれており、未出走馬だけで十分に番組が作れるのに、一括して3
歳未勝利戦を行っている。
競馬を面白くさせよう、番組を充実させようとの思いは、主催者もそれに
つながる我々も同じ。重箱の隅をつつくようなことはしたくないが、簡単に
他場と比較できないような距離や、未出走戦ができる頭数がいるのに、それ
をやらない番組づくりはどんなものなのか、ちょっと考えさせられてしまう。