【トーク】
−中央競馬に物申す−


世界の競馬場で勇姿か

 08年中央競馬の大レースはフェブラリーSでスタート。今年は2月24日に 行われ、ヴァーミリアンが1番人気に応えた。これでGIもしくはJpnIを4 連勝。川崎記念を取り消した影響が心配されたが、それを吹き飛ばし、ドバ イへ向けていい形が整った。  高額賞金レースは数多いが、ドバイはまた格別。ワールドカップをメイン とする、このドバイのお祭り日は驚きの賞金が用意されている。その中でも 突出して高額なのがワールドカップ。世界の一流どころを擁する陣営の意気 込みが違う。それもあって、ほかのGIは勝っていても、ワールドカップ優 勝の日本馬はまだ出ていない。  ヴァーミリアンは昨年に続いてのドバイ遠征になる。その昨年は川崎記念 を制して挑んだが、7頭立て4着、勝ち馬に大きく離された。世界は広いと 痛感させられたものだが、1年を経て、この間のヴァーミリアンは昨年とは 格段の充実ぶりであったように見受けられた。遠征も二度目だから、昨年以 上は間違いないだろう。  ところで、この3年はフェブラリーSを勝ったジョッキーが年間を通じて 大活躍しているのをご存じか。07年はサンライズバッカスで安藤勝騎手。G I級6勝は最多タイであった。06年はカネヒキリで武豊騎手。GI6勝、デ ィープインパクトで有終の美を飾っている。05年はメイショウボーラーで福 永騎手。GI5勝に加え、米GIに年間100勝と、最良の年としたものだ。  勝ち鞍はともかく、重賞レースに勝てず、やきもきさせた武豊騎手だが、 この3年の傾向からしても、これからはエンジン全開が必至。国内はむろん、 ドバイ、アメリカ、ヨーロッパと、世界の主要競馬場で武豊騎手の笑顔が見 られるかもしれない。