
【トーク】
−中央競馬に物申す−
除外馬ラッシュ
毎年のこととはいいながら、1月の中央競馬は猛烈な出馬ラッシュに見舞
われている。1月19、20日の3週戦(小倉は1週戦)は中山が171頭、京都が
137頭、そして小倉で61頭の除外馬が出た。13日の日曜日、特別競走の登録数
が凄い多さで、こうなるだろうと予測できたが、それを上回る除外馬の洪水
ぶりである。
特に古馬の1600万と1000万下が出走への狭き門になっているようだ。競馬
会はこの状況を見て、急きょ1月27日、つまり1回京都8日目の番組を替え
た。古馬500万下を削り、それを1600万下の平場戦を組み込んだが、この程度
では1600万、1000万の出走緩和は望めそうにない。
一昨年からクラス編成のやり方を替え、4歳の夏に一度だけ降級が認めら
れ、基本的に勝ち抜けの制度が導入された。その結果として、1000万、1600
万、さらにオープンが増えることになる。もちろん、原因はそればかりでは
ないだろうが、昨年末に比べて驚くほどの頭数だ。
番組づくりは難しい。特に、競走馬にケガは付きもので、どのレースにど
のくらい集まるかなど健闘が付かない。それをやるのがプロといわれればそ
れまでだが、実際問題、今回のような番組変更もやむなしではなかろうか。
ただ、これだけ出走希望馬が多いと、適条件のレースはおろか、出走その
ものがいつになるのかが分からない。3回も4回も除外が続くと、人の方が
平静でいられなくなり、それが馬に影響を及ぼすケースが出てくるだろう。
それは競馬の「公正」を考えた場合、深刻な問題である。抜本的に解消策が
ないものだろうか。