
【トーク】
−中央競馬に物申す−
500万クラスに異変
9月29、30日、そして舞台が京都に移った10月の1週戦も、3歳以上500
万円以下戦で、例年にないほど3歳未勝利馬が出走している。中でも、30日
の阪神6Rは16頭の大半が未勝利で、500万の馬でも中央競馬で勝っている
のが1頭という異例のレースがあった。結果は、未勝利馬が1、2着を占め、
馬単は10万円を超える配当が付いた。
年末の中京開催にはこのケースがよくあるが、10月の中央開催でこれほど
未勝利が出走して来たのは記憶がない。9月29、30日は3歳未勝利戦の最終
週。あふれた馬が格上へ回ったのだが、その空きがこんなにもあるとは。そ
れだけ500万条件の馬が少なかったというわけだ。
8月にインフルエンザが蔓延した。今なお地方競馬では尾を引いていると
ころがあるし、中央競馬も1週間だけ開催を中止した。それが番組の再編成
を生み、秋の阪神や中山まで未勝利戦がずれ込んだ。出走できる条件も、夏
以前と同様になったから、多くの未勝利馬がチャンスを求めて中央に残った
ようである。
普通なら秋開幕と同時に、3歳未勝利馬は大挙して地方競馬へ転戦するか、
ほかの用途で抹消される。今年はそうでなかった。未勝利戦の番組を編入し
た、そのしわ寄せが500万クラスにきた。馬はいても、入厩できるスペースが
ない。そこで、こんな事態が生じたと思われる。
今年の場合は異例中の異例としても、この時期の3歳未勝利馬は東西で1000
頭近くいるのが常。それだけの馬がいるのに、番組を打ち切ってしまうのが
最善なのかる地方に転戦して2勝、あるいは1勝でも5戦以上走って帰って
来るという現状よりも、3歳未勝利戦を継続させる方が理にかなっていると
思われるのだが、そうではないのだろうか。