【トーク】
−中央競馬に物申す−


天災の被害甚大

 局地的大雨に加えて台風4号、大雨で地盤が緩んだところへ、新潟・長野 県地方で震度6強の地震が起こり、今なお余震の恐怖に不安の日が続いてい るようだ。新潟地方は3年前にも大地震に見舞われており、復興半ばにして、 再び罹災。言葉もない。新潟競馬場の方は被害が少なく、開催にこぎつけら れたが、複雑な感情は禁じ得ない。だが、こちらも仕事。気持ちを切り替え る。  台風4号の接近で2回小倉1日目(7月14日)は16日の月曜日に順延され た。たまたま、この日は「海の日」で祝日。通常の土曜日開催より売り上げ は伸びた。こういうことがあっては素直に喜べないが、その一部はきっと義 援金などへ回るに違いない。ジョッキーたちも早速、動いたと聞く。  その代替日、武豊騎手は5勝の固め勝ちをした。今年はさあエンジン全開 を思わせて、なかなかトップギアに入れないでやきもきさせるが、今度こそ 大丈夫だろう。トップを走る岩田騎手との差は大きいが、普段のペースを取 り戻せば、逆転もあるだろう。  一方、岩田騎手、安藤勝騎手の地方競馬からの転身組は、依然そのペース に衰えが見えない。大井の内田博騎手を加えた3人でGIおよびJpnIが5勝 だから凄い。ここまで活躍されると、中央の若手、中堅を叱咤激励したくも なる。  今や、日本の競馬もフリーエージェントの時代。上位のジョッキーには有 力馬が集まり、さらに勝ち星が増える傾向が強い。新しい力が誕生しにくい 土壌にあって、関東では松岡騎手、吉田隼騎手、関西も川田騎手、北村友騎 手、鮫島騎手、藤岡佑騎手が善戦している。東西ともに、爽やかな風の到来 を期待する。