【トーク】
−中央競馬に物申す−


残念! 日本馬完敗

 アメリカ遠征の日本馬4頭は残念ながら完敗した。7月6日のキャッシュ コールマイルはキストゥヘヴン4着、ディアデラノビア5着で、ハイペース の先団にいたコイウタは最後方の9着に沈んだ。翌7日のアメリカンオーク スは、日本のオークス馬ローブデコルテが期待されたが、伸び切れずの5着 に終わった。いずれのレースもアメリカ馬が1、2着を占めた。  キャッシュコールマイルはともかく、アメリカンオークスは一昨年シーザ リオ、昨年はアサヒライジングが惜しい2着で、日本馬にとって縁の深いレ ースである。今年の3歳牝馬は例年以上に強いとされていただけに、3年連 続で勝ち負けのレースができると思っていたにもかかわらず、入着がやっと。  アメリカ馬に地の利と、3歳牝馬のレベルが日本に劣らず高かったという ことだろう。先のベルモントSで100何年ぶりかで牝馬が優勝した。アメリカ といえばダートの先入観があったのだが、芝もまた、今回は強かったと認め ざるを得ない。  日本の馬もようやく遠征のノウハウをつかんできているが、環境に対する 順応性は個々の馬がそれぞれに持つもので、日本での強さが海外でそのまま 発揮されるというわけでもない。勝運は微笑まなかったものの、遠征で得た ものは必ずある。4頭には、それを秋以降の大レースに生かしてもらいたい。  秋にはヨーロッパで世界最高峰レースの一つ、凱旋門賞がフランスで行わ れる。これにメイショウサムソン、ウオッカが予定する。ほかにも海外を視 野に入れている馬も少なくない。より高い舞台を求める点では、競馬も野球 やサッカーなどと同じ。海外で強い日本馬の報告を、どしどし聞きたいもの だ。