【トーク】
−中央競馬に物申す−


12年目で3勝の快挙

 5月27日はダービーデー。競馬の「お祭り」で、この仕事に携わっていれ ば、この日は現地で雰囲気にひたっていたいと思うし、ダービー制覇はホー スマンの夢である。パートT国昇格に伴って、そのダービーがJpnTと表 記が変わっては、日本の競馬の最高峰が泣くというもの。1年でも早いGI 昇格を望む。  ダービー制覇といえば、尾形藤吉師が昭和29年以降で4勝、その前の国営 競馬時代と合わせて8勝もしているが、近年では瀬戸口師と松田国師の2勝 が目立つくらいで、現役で3勝のダービートレーナーはいない。松田国師が 偉業に挑む。  松田国調教師は平成8年に厩舎を開業した。ダービー初出走は平成13年の 2頭出し。ジャングルポケットの年だった。ボーンキング4着、クロフネ5 着。翌14年にタニノギムレット、16年にキングカメハメハで優勝。そして、 昨年のフサイチリシャール(8着)と、5頭しか出走させていない。それで いて2勝である。凄い勝率と入着率といえる。  何年も続けてダービーに出走させることもなかなかできることではないが、 勝ち負けを確信しなければ出さないというのも、ひとつの見識だろう。その 意味で、今年のフサイチホウオーに大きな期待がかかって当然だ。同厩舎で 桜花賞馬のダイワスカーレットは、オークス直前でアクシデントに見舞われ たが、尾を引くことがなければ、開業12年目でダービー3勝という快挙が現 実味を帯びる。