
【トーク】
−中央競馬に物申す−
久しぶりに大物産駒
99年のノーリーズン、タニノギムレット以来、GI級を勝っていなかった
ブライアンズタイム産駒だが、ヴィクトリーが皐月賞を優勝したことで久し
ぶりに注目を浴びている。また、ダート戦には、交流JpnIを勝ったフリオ
ーソもいる。
ブライアンズタイムは85年生まれの22歳。米で21戦5勝、その中にライバ
ルであるフォーティナイナーを破ったフロリダ・ダービーが含まれる。従兄
弟にはサンシャインフォーエヴァーがいて、この3頭はみんな日本に輸入さ
れているが、種牡馬としては、ブライアンズタイムの成績がすば抜けている。
91年生まれにナリタブライアンとチョウカイキャロル、92年生がマヤノト
ップガン、95年生にファレノプシス、97年生にシルクプリマドンナ、そして、
99年生の2頭と、これだけ多くのクラシックホースを輩出して、ほかにもシ
ルクジャスティス、ダンツフレームなどがいる。
これほど素晴らしい産駒を出しながら、サンデーサイレンスという不世出
の種牡馬がいたため、リーディングサイアーの座には就けなかった。不運で
はあるが、それでも、99年以降は大レースを勝っていないにもかかわらず、
常に3位以内をキープするあたり、いかに産駒がコンスタントに走るかとい
う証明をしている。
今や、内国産種牡馬の全盛時代を迎えている。そんな中で奮闘しているの
がブライアンズタイム。そろそろナリタブライアン級の超大物産駒が現れて
もいい時期にきている。使い減りせず、むしろ使いつつ上昇傾向のこの血な
ら、ヴィクトリーの前途は明るい。この活躍が刺激剤となるはずで、ほかの
ブライアンズタイム産駒にも目を向けたい。