【トーク】
−中央競馬に物申す−


門別で2歳戦スタート

 皐月賞が済んだばかりなのに、この19日は全国に先がけて、門別競馬場で 2歳戦がスタートした。まだこれからダービーを迎えようという時に、来年 の話でもあるまいが、2歳馬のデビューは、それがホッカイドウ競馬であれ、 何となく弾むものがある。それが競馬の魅力のひとつなのだろう。  そのレースは門別競馬の5R、ダート1000m戦で8頭立て。4番人気のア イファーダイオーが2番手から抜け出した。バトルライン=オグリパートナ ーの仔で、タイムは1分3秒6。砂深い門別でこの数字は平均的なタイムで ある。馬主の中島稔氏は、中央でも冠名「アイファー」でおなじみの人だ。  注目の新種牡馬はシンボリクリスエス、アグネスゴールド、アグネスフラ イト、フアルブラヴ、それにこの2歳から日本生まれの産駒が走るワイルド ラッシュといったところ。それらの仔は出走していないが、夏の函館、札幌 競馬には多く出走して来ると思われる。  今年の3歳からサンデーサイレンス産駒はいない。その最初の年のクラシ ック第一弾アグネスタキオン産駒のダイワスカーレットが勝った。タキオン はSSの後継と期待がかかる1頭。つまり、SSがいなくても、その血脈は 現在の日本の競馬を席巻している。  ひと昔前は、リーディングサイアーの上位は輸入馬ばかり。内国産となる と、どうしても下目にみられたものだ。だが、今は違う。内国産種牡馬が上 位を独占する勢いである。時代は変わった。SS産駒で最高傑作は、いわず と知れたディープインパクト。09年にはその産駒がデビューする。SSの遺 伝力はとてつもない。