
【トーク】
−中央競馬に物申す−
早くも07年のGI始まる
07年のGIは1月31日、地方・川崎競馬場の川崎記念でスタートした。左
ダート2100mのこのレースに、中央競馬からはヴァーミリアン、ドンクール、
シャーベットトーン、レマーズガールが出走し、断然1番人気に支持された
ヴァーミリアン(ルメール騎手)が2着以下を大きく引き離して優勝してい
る。
ヴァーミリアンはこれで地方で行われた交流重賞4戦全勝。04年のデビュ
ー前から大物と評されていた馬が、紆余曲折を経て、今、ダート競馬で大き
な花を咲かせたことになる。2着には6馬身差でアジュディミツオー、さら
に2馬身差でドンクールが続いた。
前日の30日、川崎競馬では「佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ」
が行われた。通算7151勝を挙げた佐々木氏の偉業をたたえて創設されたわけ
で、今年が5回目の開催となった。2つのレースをポイントで争い、総合優
勝を決めるというものだ。
各地区のリーディングジョッキー14人が集まった。JRAからは東西1位
の武豊騎手、横山典騎手が参加したが、優勝が武豊、2位に横山典と、JR
Aとしては最高の結果を見た。第1回から毎年参加している武豊騎手だが、
総合優勝は意外にも初めて。同時に、中央競馬代表が優勝したのも初めてで
ある。武豊騎手には佐々木氏から優勝カップと賞金200万円が手渡された。
中央競馬のGIは、2月18日のフェブラリーSから始まる。ダート1600m
の左回り戦だから、川崎記念とはコース形態や距離が異なり、むしろ根岸S
を使った組が注目されるが、いずれにせよ、いよいよ中央競馬のGIも、身
近に迫ってきたことになる。今年は新しい力の台頭もあり、例年以上のハイ
レベル戦が予想される。楽しみだ。