
【トーク】
−中央競馬に物申す−
レディース招待は岩永V2
11月22日に熊本県荒尾競馬場で行われた全日本レディース招待競走は、地
元の岩永千明騎手が40ポイントを挙げて優勝、昨年に続いて連覇した。JR
Aの2人を含む全国の女性騎手12人が、指定された2レースの総合ポイント
方式で順位を決める、中央のワールドジョッキーズ・シリーズ版である。
岩永騎手は昨年デビュー。中央ファンにはなじみが薄いかもしれないが、
九州地方では相当なフィーバーぶりが伝えられたものだ。昨年22勝、今年も
11月22日現在17勝と、その健在ぶりはうれしい限り。女性騎手で最多勝利を
更新中の宮下瞳騎手も当然参加しているが、クジ運にも恵まれず、12、9着
で5ポイント、最下位だった。しかし、ここまで79勝、東海地区7位は見事
な働きであろう。
JRAから参加した牧原由貴子騎手は4、4着で5位止まり。残念なのは
西原玲奈騎手で、最初のレースで2着に入りながら、次が競走除外の憂き目
で0点。優勝も狙えた位置につけていただけに、1レースのみの22ポイント
で6着は、何とも惜しまれる。
地方競馬では結構、女性ジョッキーが活躍しているし、今年はJRA競馬
でも牝馬が大いに話題を作った。シーザリオが日本馬で初めてアメリカのG
Iを制したり、宝塚記念で牡馬を差し切ったスイープトウショウなどが、牝
馬強しをアピールしている。
そうしたことを思うにつけて、JRAの2人のジョッキーが今年未勝利な
のは、何としたことだろう。騎乗機会がこれほど極端に少なくては、勝てと
いう方が無理なほどだ。JRA競馬でも荒尾競馬のような女性ジョッキーに
スポットが当たるレースを企画すべきではないのだろうか。この時には外国
の女性騎手を招待すれば、話題作りにもなる。