【トーク】
−中央競馬に物申す−


ダービー当日にGII

 平成18年度の開催日程が発表された。来年はGIの新設(ヴィクトリアマ イル=5月14日、東京)のほか、ダービー当日の5月28日にはGIIの目黒記 念を最終レースにもってくるようだ。また、2回阪神競馬終了後に馬場改造 のため、阪神競馬は暮れまでお休みになる。  ダービー当日にGIIの目黒記念を移した。この日は競馬の「お祭り」であ って人が集まる。それを見逃す手はないとの考えからだろう。なるほど、売 り上げは伸びるかもしれない。だが、ダービーの後にGIIレースは喜ばれる だろうか。  JRA競馬が単にギャンブルであれば、この番組づくりは正解かもしれな い。しかし、単にギャンブルだけであるわけがない。それは、アイドルホー スをひと目見ようと競馬場へ駆け込んだり、関連グッズが売れることでも分 かる。競馬関係者がこぞって目標にする「日本ダービー」の日は、ダービー 後のレースは必要なく、その余韻にひたりたいと思うファンも多くいるはず だ。  はくぼ競馬の9Rメイン制の時にも触れたが、メインレースの後に2つも 3つものレースは、間延びもするし、正直いって気しんどいものである。好 きだから、そこに競馬があれば買ってしまうのがファン心理。だが、気疲れ を感じてしまうと、競馬に対する興味をそぎかねない。  これと同じで、ヴィクトリアマイル(4歳以上牝、芝1600m)の新設で、 4月30日の天皇賞・春から、6月4日の安田記念まで、GIが6週続く日程 になった。番組は山があって谷があって楽しい。これだけ続くと食傷気味に ならないとも限らない。それでなくとも、GI競走は数多い。新設GIでレ ベルが落ちないことも願わなくてはならなくなった。