
【トーク】
−中央競馬に物申す−
名古屋競馬にファン殺到
地方競馬最大のビッグイベント・JBC競走(2競走)が11月3日、愛知
県の名古屋競馬場で行われた。2001年に創設されたこのレース、これまでは
大井、盛岡での開催だったが、5回目の今年、初めて関西圏へ舞台が移った。
ただし、賞金は例年通りながら、、コース形態の違いから、クラシックが19
00m、スプリントが1400mに変更され、ちょっと違和感が生じたかもしれな
い。
それはともかく、JBCの2競走にかける主催者側の意欲はよく分かった。
場外発売所などで「日本一は、名古屋で決まる」と刻んだボールペンが配布
されていた。今年は、関西圏でウインズ難波、ウインズ神戸B館をはじめ、
全国で30か所以上の場外発売所を確保したことに加え、U局の実況生中継も
あった。
JBCクラシックでゲートインを嫌った馬がいて、放送時間内にレースが
終了しなかったのは残念で、この点の改良は今後の課題として、小回りの名
古屋競馬場に2万人を超えるファンが押し寄せ、TVの画面を通しても迫力
というか、熱気が伝わってきたものだ。
競馬場のみならず、場外発売所が拡大されたことで、JBCは2競走合わ
せて14億円余りを売り上げている。地方競馬は今、存続をめぐって大きく揺
らいでいるところが多い。この日に関しては成功したといっても、厳しい状
況は変わらない。祭りの後は一層の企業努力が不可欠であろう。
レースはクラシック、スプリントとも、今年もJRA所属馬が優勝した。
だが、クラシックで地元のレイナワルツが3着に健闘、スプリントでもハタ
ノアドニスが中央のノボトゥルーとの2着争いに勝って気を吐いた。この日
にかけた地方競馬関係者の思いが、この頑張りを呼び込んだのかもしれない。