【トーク】
−中央競馬に物申す−


出走条件の緩和も必要

 昨年は秋緒っ端の中山、阪神開催で打ち切られた3歳未勝利レースが、こ の東京と京都の前半2週と、2週遅れでスタートする福島開催の前半2週間 で、合計30レースが設けられた。在籍する3歳未勝利の数の多さからすれば、 この措置は当然ともいえる。  ただし、出走条件が大幅に狭められた。前走が2着か3着馬、それに5戦 以下(交流戦を含む)が出走できる条件で、しかも出走は1回限りである。 11月に入ると、3歳未勝利馬は地方へ転厩か、ローカル開催を待って格上へ 挑戦するか、障害に新天地を求めるしか道がなくなる。  現在、3歳未勝利馬は栗東に約500頭、美浦にも同じくらいいるから、合わ せて1000頭もの頭数になる。これに対して、増えた番組は30レース。あまり にも狭き門といえる。それに、こう出走条件がきつくては、最後まで頭数が 揃うか、ちょっと心配にもなる。  10回以上も走って、いつも大差で負ける馬などは、もうこのうえの成長は 見込みづらい。前走の成績重視とレース回数の少ない馬とで構成される3歳 未勝利戦は、全体のレベルを上げ、ピリッと締まったレースになるだろうか ら、それには賛成する。だが、前走成績をもう少し緩和するということはで きないものだろうか。  番組を増やして、前走成績を2着と3着でなく、掲示板入りの5着までに 広げて、出走回数を1回に限定しない。その方が頭数が揃うし、レベルその ものが落ちるというものでもない。3歳未勝利馬が格上に挑戦しても、ほぼ 結果は見えている。それよりも、同じレベルでの番組を増やす方が得策かも しれない。