
【トーク】
−中央競馬に物申す−
注目のSS最後の産駒
キングカメハメハがダービーを勝った時、これは10年に一度の逸材だと思っ
たら、今年はさらに上をいきそうな無敗の二冠馬が誕生した。450`を切る、
近代競馬では小柄といってよいその体のどこに、これほどのエネルギーを蓄
えているのだろうか。ディープインパクトには脱帽するほかない。
ダービーが終わった瞬間から、06年のダービーに向けての戦いが始まる。
JRA競馬の2歳馬デビューが間近に迫って、ペーパーオーナーゲームの方
も、がぜん熱気を帯びてくる。この2歳でサンデーサイレンス産駒は最後に
なる。それだけに、SS産駒は例年以上に注目され、人気も集めるに違いな
い。
ディープインパクトを育てた池江泰郎厩舎には、ゴールドアリュール、ス
テイゴールド、トゥザヴィクトリーの弟妹の2歳SS産駒が入っている。い
ずれも評判を呼んでいる。さらに、藤岡健厩舎にはアグネスタキオンやアグ
ネスフライトの弟がいる。最後の最後まで、SS産駒がクラシックを席巻し
てしまうのだろうか。
一方で、早くも坂路で51秒台をマークした馬がいる。山内厩舎のフレンチ
デピュティ産駒チアズガディスがそれ。同厩舎のスペシャルウィーク産駒モ
ーニングドレスも、手応えに差こそあれ、これも51秒台が出ている。SSの
後継種牡馬争いからも目は離せない。
仕上がりの早い馬を取るのか、じっくり秋を待つ大物風を狙うのか、そこ
は各人の好みによるだろうが、ペーパーオーナーゲームに参加すれば、競馬
をさらに楽しめるというのは確かなようである。2歳新馬戦が待ち遠しい。