【トーク】
−中央競馬に物申す−


名古屋が熱い

 愛知を中心として中部地方が元気だ。世界に冠たるトヨタはいうまでもな いが、新空港が完成したし、この25日から地球博と、ビッグイベントが続く。 そういえば、プロ野球も昨年は中日ドラゴンズの優勝にわいたものだ。異彩 を放つ活況ぶりに見える。  今度の日曜日、つまり3月27日には、中京競馬場で4大競馬場以外で唯一 のGI・高松宮記念が行われる。昨年の1、2着サニングデール、デュラン ダルの名前はないが、新星プレシャスカフェ、ダートGIのフェブラリーS をレコード勝ちしたメイショウボーラーに対する、昨年3着馬キーンランド スワンをはじめとする既成勢力との戦いに注目がいく。  プレシャスカフェは6歳。メイショウボーラーより年上ではあるが、まだ 10戦そこそこしかレースを消化していない。二度の骨折、脚部不安に悩まさ れて、合計で2年以上の休み期間があったせいである。昨年の1月には1000 万クラス、それが4か月休んで復帰した6月19日以降、トントン拍子の出世 を果たした。今の名古屋には打ってつけの馬かもしれない。  一方、人気を分けるであろうメイショウボーラーは本当にタフな馬だ。2 歳の夏からおよそ故障とは縁がなく、ほとんど走り続けてきた印象だ。芝で 長らく勝てず、ダートに路線変更したとたんの大躍進。わずか3戦でダート の頂点に上り詰めた。そして、再び芝の舞台へチャレンジ。  昨年3着馬のキーンランドスワンが前哨戦といえる阪急杯を制して健在ぶ りを示した。59`でブランク明けだったカルストンライトオがその2着。叩 き良化は確実だろう。これらとプレシャスカフェ、メイショウボーラーとの スプリント争いは昨年以上に白熱するに違いない。競馬の方も名古屋が熱い。