【トーク】
−中央競馬に物申す−


来年は土日で通年通り

 JRA50周年を記念して、初めてジャパンCとジャパンCダートを同日に 行った今年は、ターフが売り上げ減で、ダートが伸びた。ダートはこれまで 土曜日競馬で、それを日曜日に移したのだから増えて当然だが、こと売り上 げに関しては、昨今の経済事情もあって若干減った。  しかし、人は集まった。それだけ興味を引きつけたわけだ。その意味から すれば、同日GIの試みは成功したといえるのでなかろうか。商売だから売 り上げ増を図るのが一番として、単にそれだけを追求すれば、やがてはあき られる。新規ファンの開拓には、こうしたイベントも、ひとつの手であろう。  アメリカではブリーダーズC8番勝負が有名だ。ドバイや香港でも、同じ 日にGIを集めてファンの人気を博している。いわゆるダービーとは別個の 「お祭り」である。JRAは来年度はまたダートを土曜日、ターフを日曜日 に戻すが、これについては意見が分かれるに違いない。  谷があって山がある。そういうバラエティに富んだ番組の方がいいという か、そうである方が自然ではないかと思われる。毎週のように大きなレース だと息つくヒマがないし、大レース過多はレベルの低下を招く。現実に、地 方交流を含めて、重賞レースは氾濫に近い状態にある。  重賞の数をもう少し絞りたいところだが、それはそれとして、ジャパンC の日には「秋のお祭り」として、アメリカ並みに重賞レースを揃えるとかの 案があってもよさそうなものだ。その際には招待馬の質にもこだわるべきで、 今回のジャパンCダートは、ダートになじみの薄いヨーロッパ勢は、アクシ デントがあったにせよ、勝負になっていなかった。高いお金を使ってまで招 待する必要があるのだろうか。