
【トーク】
−中央競馬に物申す−
改修なった道頓堀場外
ついこの間までの暑い暑いが、急に朝夕の気温が下がって、まるで秋は駆
け足で通り過ぎ、冬の到来を告げるかのようだ。秋をゆっくり楽しむ時間が
なくなったような近年の四季感である。異常に暑かった夏から一気に冬へ。
こういう季節替わりはちょっとさみしい気がしないでもない。
12月4日(土)、ウインズ道頓堀がグランドオープンする。平成14年4月
18日の着工以来、2年8か月に及ぶ増改築工事の終了を記念して、12月2日
にはイベントが開催の運びとなる。グランドオープンに伴い、これまで500円
単位だった3連単馬券が100円単位で発売される。ウインズ道頓堀だけが3連
単500円単位の発売には、こういう事情があったわけだ。
しかし、工事中であるにせよ、3連単を500円単位での発売は普通の感覚で
はない。18頭立ての3連単では4896通りの組み合わせがある。全点買えば、
100円ずつでも50万円近い資金がいる。
まさか全点を買う人もいないだろうが、それくらい大きな資金が必要な馬
券を500円単位で発売するという姿勢が問題ではなかろうか。近くにウインズ
難波があり、ウインズ梅田も遠くないから、実質的に100円単位の3連単を買
う時の不便さはない。だからといって、道頓堀の500円単位の3連単馬券を許
容する気には、とてもなれない。
先のエリザベス女王杯も式別の中では3連単馬券が最も多く売れて、シェ
アは約29%であった。先行発売当初は40%を超えた時があり、それに比べる
と下がったものの、今も3割近くを占めている。そんな支持を受ける馬券は、
どんな事情があるにせよ、高い単位での発売を避けなければならない。今後、
ウインズの増改築工事の際には、こういうことのないようお願いしたい。