
【トーク】
−中央競馬に物申す−
地方競馬のお祭りに4万人
地方競馬の「お祭り」JBCクラシックとJBCスプリントは11月3日の
文化の日、大井競馬場でナイター競馬、4万人を超えるファンが詰めかけて
行われた。結果は両レースともJRA所属の断然人気馬が制して、これでこ
こまでの4回、2つの大レースは、すべてJRA所属馬が勝ったことになる。
JBCクラシックはレギュラーメンバーに始まって、アドマイヤドンが3
連覇を達成した。それも20数年ぶりのレコード決着であった。JBCスプリ
ントの方はノボジャック、スターリングローズ、サウスヴィグラス、そして
昨年惜しくも涙をのんだマイネルセレクトが今年は雪辱を果たした。
祝日のナイター競馬に、昨年より1万人以上多い4万を超える人が集まっ
た。普段の開催日は1万2000〜3000人というから、このレースに対する関心
の高さがうかがい知れる。1日の売り上げが約36億円。主催者サイドは「40
億円」を目標に掲げていたらしいが、それには届かなかった。だが、平日の
何倍も売れたことに間違いはない。
この大レースをJRAは無視に近い扱いをした。いろいろな問題があって
のことだろうが、ダートナンバーワン決定戦で、中央からも有力馬が多数出
走しているというのに、放送は関西地区ではグリーンチャンネルだけ、場外
馬券は神戸のそれも、レースの何時間も前に締め切られるというものであっ
た。
9月の祝日に変則開催をもってこないで、JBC当日に開催する手がなか
ったのか。中央競馬とともに、そのJBCレースを発売していれば、もっと
売り上げは伸びたに相違ない。来年のJBCは名古屋競馬場で行われる。関
西圏で初めてのJBCレースである。発売の窓口を広げることが中央、地方
の双方ともプラス作用を生む。また、放送の方も考え直してもらいたいもの
だ。