
【トーク】
−中央競馬に物申す−
消えた3歳未勝利戦
10月3日(4回中山・4回阪神・2回札幌)をもって、3歳未勝利の番組
が消えた。以前はもうひと開催分、3歳未勝利戦が組まれていたが、なぜか
昨年からこういう仕組みになった。JRAに入って来る競走馬は年々増えて
おり、必然的に未勝利馬も多くなる。入厩を受けつけて、番組を減らしたの
では、2階へ上がったとたん、ハシゴを外されたような気持ちにもなる。
10月3日が終了した時点で古馬を含む未勝利馬は関西だけで500頭近い。そ
のほとんどが3歳馬である。関東も同じくらいいて、合わせて1000頭近くに
も及ぶ。これのすべてが3歳以上500万下へ編入された。これだけの数がいる
のだから、何も無理に格上へ編入させず、3歳未勝利戦の番組を残せばいい
と思うのは少数意見だろうか。
3歳未勝利馬は5回東京・5回京都からの中央開催の平地戦には出走でき
ない。障害を目指すか、ローカルに回るか、地方へ転入するか、競走を続け
るとすれば、その3つの道しかない。地方へ移って1勝を挙げ、中央へ帰っ
て来る手も使えるが、数に限りがあり、膨大な数の未勝利馬を受け入れるこ
とは、現実の話として難しいに違いない。
未勝利馬を500万へ編入させ、それで頭数が揃ったところで競馬として面白
いとは思えない。しかも、未勝利馬は1勝以上の馬に対して優先権を持たな
いから、ローテーションも立てづらい事情が加わる。未勝利馬は未勝利同士
で覇を競い、力をつけて上へ行くのがベストであろう。未勝利戦の延長を提
案する。