
【トーク】
−中央競馬に物申す−
500円単位の3連単発売
この土曜日(9月11日)から、いよいよ3連単の本格発売が始まる。先行
発売の北海道では、地域限定にもかかわらず、物珍しさも手伝って、かなり
売り上げたようである。本格発売の今週からは3場とも後半4レース(9〜
12R)が3連単の対象レースとなる。
当たれば大きな配当が得られる3連単だが、少額投資ではめったなことで
当たりそうにない。50円単位の馬券がほしいところ、ウインズ道頓堀では500
円単位の発売である。東京(銀座)では1000円単位もある。一部の人はそれ
でいいだろう。しかし、大部分のファンは週末のささやかな楽しみで競馬に
参加するのである。500円単位の3連単など、とても手の出る額ではない。
近くにはウインズ難波がある。北へ行けばウインズ梅田がある。そこなら
100円単位で発売しているから、実際に不便というのではないが、そういう問
題ではない。500円単位のウインズには改修中など、それなりの事情があるに
せよ、だからといって、こういう単位の馬券を売るのは庶民感覚とはかけ離
れている。
ちょっと前まではギャンブル性が強すぎるというので、馬単馬券の導入に
も慎重だった。今日のそれは、そういう姿勢を忘れて、売れれば何でもいい
方向へ変わってきていると思わせる。これも時代の流れだろうか。
新しい馬券は当初、人気を博すだろう。しかし、1レースに20点も30点も
必要となりかねない3連単馬券は、財布を圧迫し、それが積もり積もって、
中央競馬の衰退にもつながりかねない面を合わせ持つ。3連単馬券のアピー
ルはほどほどにしたいものだ。