
【トーク】
−中央競馬に物申す−
中央入りすれば500万下
7月11日の函館・巴賞(オープン)に出走したボンジュールカミノが、こ
のほどホッカイドウ競馬から栗東に転厩してきた。中央→地方→中央という
ケースが非常に目立つ最近だが、そのことをとやかくいうつもりはない。た
だ、中央へ移れば500万下というのが、何とも割り切れない気持ちを抱かせる。
中央と地方では賞金そのものに相当な差がついているし、賞金の加算方法
も異なる。だからといって、地方所属中はオープン馬とともに出走し、中央
入りすれば500万下では、巴賞でこの馬を買った向きは複雑な思いになって不
思議はない。
こういうケースは今回だけでなく、これまでも相当数あった。仕方ないで
済ませて、これからもこれを放置していいのだろうか。中央競馬で考えてみ
ても、500万下の馬がオープンのレースに出て、勝ち負けできるかといえば、
ほとんどすべての人が不可能と考えるだろうし、それが当然である。それを
交流戦だからと目をつむっては、それこそファンはいいツラの皮だ。
今年の6月からは、これまで重賞しか交流戦を行わなかった大井でも、条
件戦の交流競走を実施した。下級条件の交流戦がお互いのプラスを生むかい
う議論は別にして、現実には交流競走はますます盛んになっていきそうであ
る。
交流戦が本格的に始まって、すでにかなりの年月が経過した。その間、さ
まざまな問題があったはずだが、それを改善したと思われるところはない。
今回はたまたま賞金体系の大きな差からくる矛盾が目についた。納得のいく
ようなクラス編成でありたいものだ。