
【トーク】
−中央競馬に物申す−
連続200勝へ視界よし
このところ、ジョッキーの固め勝ちが目につく。武豊、安藤、藤田騎手ら
がそれであるが、とりわけ武豊騎手は、つい先だっては土日で10勝したかと
思えば、24、25日は7勝を挙げた。その25日終了時点で123勝、42特別、GI
1勝を含む9重賞で、連対率3割8分8厘。
これは昨年同時期の118勝、GI1勝を含む6重賞、連対率3割8分を上回
っている。その昨年は中央競馬では不可能だと思われていた年間200勝をク
リアしており、この分だと、2年連続の200勝が確実な雰囲気になってきた。
3月31日には、JRAのジョッキーとして初めて地方100勝(交流重賞17
勝)を達成した。さらには、海外通算100勝に王手をかけている。この春の
武豊騎手はドバイとアメリカへ出張した開催日4日しかJRA競馬を欠場し
ていないことも、昨年以上に白星量産につながっているのだろう。
現在、ヨーロッパではGI再挑戦を目指すシーキングザダイヤ、それの帯
同馬ドルバコが調整中である。シーキングザダイヤが目指すモーリス・ド・
ギース賞(8月8日)に合わせて、7月末から渡欧している。海外100勝が
このGIで達成なら最高の区切りといえるが、それが無理でも、うれしいニ
ュースが飛び込んでくるのは時間の問題だ。
スター不在の現在のJRA競馬にあって、武豊騎手の存在感は群を抜く。
昨年からこっちGIで予想ほど勝っていないものの、それはちょっとしため
ぐり合わせにすぎない。海外100勝を決めて、すっきりした気分で秋競馬に臨
めば、JRAでのGIレースでも軌道修正なるかと思われる。