【トーク】
−中央競馬に物申す−


全体の売り上げ伸びず

 7月17日から始まった北海道のはくぼ競馬(9月5日の1回札幌8日目ま で続く)は、小倉、新潟競馬が終わって50分近く後に最終レースがスタート とあって、昨年同期より、かなり売り上げを伸ばした。  普段なら日曜日競馬の検討に入るところ、北海道競馬はまだ馬券が買える のだから、負けた人も勝った人も、もう一度のチャンスを求めて参加したの だろう。  函館の最終レースは売れた。だが、3場合計では土日とも昨年同期を下回 った。つまり、最終レースを買う分は、ほかのところで節約したわけで、こ のへんは現在の経済事情も大きく影響しているとみられる。  日本列島は局地的な大雨や、関東地方で40度を超えるなど、このところ異 常気象を呈している。北海道はそれほどでなくても、真夏の日中は人も馬も ぐったりくる。それは小倉や新潟競馬も同じで、ナイター競馬ができないと いうのなら、はくぼ競馬というアイデアは夏競馬には悪くない。今後、どう いうふうにファンに受け入れられるのかを注目したい。  このままでいくと、今年か来年には3兆円の売り上げを割り込むのは確実 で、一時期は4兆円を超えたのだから、その幅は決して小さくない。この時 代に中央競馬だけが右肩上がりでは、それも困りものだが、危機感を覚える のも当然で、あの手、この手で売り上げ増を図っている。  売り上げが伸びないとすれば、改善すべきところをきっちりとする必要が 出てくる。どう考えても採算が取れそうにないウインズの新設もそうだし、 地方交流戦で中央馬が勝った際の差額支払いなどは見直してかかるべきでは ないのか。特に、下級条件の交流レースはファン無視も甚だしい。