
【トーク】
−中央競馬に物申す−
ダンス惜しくも2着
今年の桜花賞馬ダンスインザムードが7月4日、アメリカのハリウッドパ
ーク競馬場で行われたアメリカンオークスに挑戦、勝てはしなかったものの、
堂々の2着入線。アメリカといえばダートに有力馬が集中する。芝にはそう
強い馬がいないとはいえ、3歳牝馬の身で結果を出したあたりは、大いに評
価できる。
アメリカのGTで武豊騎手が海外通算100勝達成なら、それは劇的だった。
すんでのところで栄誉を逃したが、これまで日本馬がアメリカで通用しなか
ったことを思えば大したものだし、海外通算100勝は次の機会の楽しみとしよ
う。
ダンスインザムードは無キズで桜花賞を圧勝し、二冠確実視されながら、
オークスで土がついた。血統的には1600bの桜花賞の方が案じられたもの。
そちらが快勝で、オークスで敗れるとは何とも皮肉だったが、そのショック
も今回の好走で癒えたに相違ない。
完成途上の3歳牝馬の海外挑戦には、勇気が必要だっただろう。上々の結
果が出たのは喜ばしい。最近はヨーロッパや香港、ドバイでの活躍に目覚ま
しいものがある日本馬も、アメリカでは目立った働きができなかった。今回、
アメリカで日本馬のレベルの高さを証明したことは、とても貴重であった。
胸を張って帰国、秋には強いダンスインザムードを日本のファンの前に披露
してほしいものだ。