【トーク】
−中央競馬に物申す−


外国馬の参加ゼロ

 宝塚記念(6月27日)の外国馬は結局、すべてが出走を辞退してしまった。 国際GI、1着本賞金1億3200万円で天皇賞並み、それに外国馬にはボーナ ス制度さえ取り入れた。そこまでしても、外国馬はやって来ない。ジャパン Cはそこそこの馬が来るのに、宝塚記念はそこそこの馬どころか、どれも来 ない。  上半期の総決算、年末の有馬記念と同等のドリームレースとしてファン投 票を行うが、6月、あるいは7月初旬は、JRAも番組で定めているように 夏競馬である。梅雨の真っ最中。じっとしていても、じわっと汗がにじみ出 す、そんな季節のGIレースが盛り上がるとは思えない。  ヨーロッパではゴールドC、キングジョージなどの大レースが組まれてい る。アメリカもそうだ。賞金は日本ほど高くなくても、その価値は大きく、 何も過ごしにくいこの時期の日本に来ることはないわけだ。  日本のファンにとっても、ダービーの後はすでに夏競馬という観念があっ て、宝塚記念を年末の有馬記念と同等という気にはなれない。昨年は日本馬 の強力どころが出走して外国馬不在の穴を埋めた形だが、今年はダービー馬 はいないし、天皇賞・春と桜花賞馬は逆に外国へ出かけている。  宝塚記念を上半期の総決算という意味合いで行うのなら、もう少し時期を 早めなくてはならない。そのことによって、3歳馬の参加が難しくなっても だ。この時期の開催が続くのであれば、いつまでたっても宝塚記念は、看板 倒れしてしまいかねない。見直しが必要ではないだろうか。