【トーク】
−中央競馬に物申す−


夏場のドリームレース

 ダービーが済んで、今週は安田記念。次は関西に戻って、6月27日の阪神 ・宝塚記念の日程が組まれている。その宝塚記念はファン投票の真っ最中で ある。番組上は夏競馬の扱いながら、「ドリームレース」として、JRAが 力を入れる。  昨年は二冠馬ネオユニヴァースや、年度代表馬のシンボリクリスエスの参 戦で、珍しいほど豪華メンバーが揃ったものの、話題を呼んだのはレースよ り、ヒシミラクルの単勝で2億円近い配当を手にしたということの方にテレ ビ局をはじめ、各メディアが飛びついたようだ。  夏競馬はひと休みというファンは結構多い。その時期に国際GIといって も、外国馬の強いところがやって来るケースはなかなか考えづらい。遠いう え、日本の梅雨どきは非常に体調維持が難しい。ボーナス賞金などを設けて 参戦を促すが、今年の効果のほどはどうだろうか。  昨年は二冠馬のネオユニヴァースが挑んで、力の一端を示した半面、菊花 賞を逸した。宝塚記念の一走が……とはいわないまでも、皐月賞、ダービー の蓄積疲労が案じられ、結果、三冠を逸してみれば、成長期の3歳馬には、 このローテーションは過酷であったかもしれない。  この時期の開催を考え直してほしいが、そうもいかないようで、これから も夏場のGIをドリームレースとしてファン参加型とするなら、せめて賞品 の方を見直してもらいたい。賞品が目当てでないにしても、「あれが当たる なら、ひとつ投票してみようか」という気にさせるくらいの賞品を奮発して こそ「ドリームレース」のファン投票というものだろう。