【トーク】
−中央競馬に物申す−


ドバイの「ドン」になる

 月日の経つのは早いもので、アメリカによるイラク攻撃が始まって1年に なろうとする。事態が一向に好転しないところをみると、武力では何も解決 しないことの証明であるのかもしれない。それはともかく、昨年のドバイ・ ワールドカップは、その戦争もあって、日本馬は出走を辞退しているが、今 年はどうやら参加の運びとなりそうだ。  最近の日本馬は海外で活躍が目立つ。タイキシャトル、シーキングザパー ル、アグネスワールド、エルコンドルパサー、ステイゴールド、エイシンプ レストン、アグネスデジダルなどがいるが、アメリカのブリーダーズカップ やドバイのワールドカップといった超GIレースではまだ勝っていない。ハ ードルはやはり高いということか。  日本馬のレベルが世界の水準に達しているのは間違いない。地の利が大き いとはいえ、ジャパンカップでは、本場の名馬たちを向こうに回して、堂々 の戦いを示している。今回は「内弁慶」から、彼地で、さらに日本馬の強さ を認識させるチャンスだろう。  それほどまでに期待が大きいのはアドマイヤドンである。ジャパンカップ ・ダートこそ不運にも2年続けて勝利を逸したが、ダート日本一は異論のな いところだ。父がティンバーカントリーに替わったせいか、芝も走るが、兄 たちに比べて、よりダート適性に優れている。ドバイで頂点に立つためには、 その前のフェブラリーSはどうしても取りこぼせない。このワールドカップ はユートピアも出走する。  ゴールデン・シャヒーンには、マイネルセレクトがエントリーしている。 これも現在、短距離のダートでは無敵といってよい充実ぶりだ。UAEダー ビーのアドマイヤホープ、シーマ・クラシックのサイレントディールもいる。 かつて香港で日本馬が立て続けにGIを制したように、ドバイでも景気よく 「日の丸」が上がるだろうか。そうなれば、国内では売り上げ面を含めて頭 打ちの「ケイバ」に「カツ」が入る。日本馬頑張れ。