【トーク】
−中央競馬に物申す−


発走時刻に間隔を

 雪に悩まされた小倉競馬が何とか予定通りに終了した。3週間おいて、3 月6日から中京競馬が始まり、再びトリプル開催へと突入する。さて、その トリプル開催だが、10分あるいは5分間隔で立て続けにゲートインするから、 ウインズやグリーンチャンネルで観戦の向きには、大げさでなく目の回るよ うな慌ただしさである。  全場発売は便利な半面、時間的な制約を受ける。選択の自由だといっても、 競馬好きはそこに馬券を売っていれば、せわしないとぼやきながら、つい手 を出してしまう。  ウインズやテレビ観戦はともかく、競馬場へ足を運んでの楽しみは、パド ックやオッズを見て、ああでもない、こうでもないと考えたり、議論するこ とにある。本来はこれが健全で、ファンとしても長続きする。そうしたおお らかさは今の競馬場に望むべくもない。  全場発売は、よりギャンブル性を強めるもので、競馬の持つ付加価値を薄 れさせかねない。ただ単に数字を当てるのなら、ほかにもいっぱい、その類 のクジは存在する。だが、全場発売が始まっているものを今さら引き返せる はずもない。それだったら、せめて発走時刻にもう少し余裕をもたせてもら いたい。  昨年の北海道競馬は昼休み時間を他場とずらして行った。この昼休み時間 をうまく使うことで、3場の発走時刻は、現状より少しはマシになる。3場 のメインレースが15分間隔なら、換金して、次のメインレースが買える。夏 限定といわず、3月のトリプル開催で、その手を考えてほしい。