【トーク】
−中央競馬に物申す−


改めて統一重賞の意味を

 2002年の開催日程が発表になった。例年通り5日に始まるが、2週続けて 土、日、月曜の3日間開催で、すぐ後に小倉との重複開催に入る。また、東 京競馬場の改修でダービー以後は使用できず、天皇賞・秋やジャパンカップ は中山競馬場で代替開催される。ジャパンカップが左回りの東京でなく、右 回りの中山で行われるので、左回りばかりのアメリカ馬の遠征がどうなるの か、ちょっと気にはなるところだ。  21世紀の始まりは、JRAにとっても厳しいものとなった。一時は4兆円 に届いた売り上げが、ひょっとすると来年度は3兆円を割り込むのではない かという危惧を抱かせている。それを踏まえて、本賞金はそのままでも、い ろいろな奨励金や交流競走の見直しが折り込まれた。  地方競馬との交流は必要だが、これまではやりすぎていたことも否定でき ない。JRA認定競走は全国に何百とあり、その賞金がずば抜けて高い。交 流重賞でない地方のダート重賞の1着賞金を上回るのである。この賞金体系 はまともな金銭感覚をなくさせる。おかしいといえば、条件交流レースに勝 ったJRA馬には、中央の賞金に準じて、差額が支払われているのも、一般 には奇異に映る。  地方競馬との交流を考える時、この際は統一重賞の意味を問い直したいも のだ。統一というからには、中央のファンにも馬券を購入できる窓口を設け るべきで、現在はその方には知らんぷり。主要都市のウインズで、この統一 重賞を発売することができないのか。園田競馬の馬券を神戸のウインズで発 売しているのだから不可能とは思えない。地方競馬の売り上げはそうするこ とによって増える。中央のファンも参加してこそ、統一重賞の価値が出てく る。