
【トーク】
−中央競馬に物申す−
開催日程の発表遅れる
2002年度の開催日割の発表が遅れている。例年なら11月中旬のところ、運
審会が11月29日にずれ込んだのが原因である。その後に監督官庁である農水
省の承認を得るという段階を経るから、師走の声を聞いての発表になる。主
催者側としては、それなりの理由があるのだろうが、しかし、遅すぎる嫌い
は否定できない。
プロ野球などは早くに来年度の日程を発表している。年間予約席などの関
係がある野球と競馬を同じに扱えないとして、そこには少しでも早くファン
に届けたい気持ちが汲み取れる。ことに、来年は東京競馬場の馬場改修があ
り、その代替をいつ、どこでやるのかなどは知りたいところである。それを
一時でも早くファンに知らせる姿勢になぜならないのか。馬券発売の窓口を
広げるについては俊敏だが、こういうことには割合と無頓着なようだ。
JRAはむろん、この業界でかなりの会社がカレンダーを作製、販売して
いる。そのカレンダーは日程の発表を待たねばならない。12月近い発表では、
ほんのちょっとの時間しかなくなる。年が明けてはカレンダーは価値が半減
どころか、もっと薄れてしまう。商売だから儲けなければならないが、それ
とは別に、せっかく作ったカレンダーは1人でも多くの人に見てもらいたい
と思うものだろう。
公営の中津競馬が廃止になり、新潟競馬も廃止が取りざたされている。ホ
ッカイドウ競馬も累積赤字の多さに四苦八苦している。こういう厳しい時代
にあって、JRAもまた、売り上げが減少している。危機意識があるなら、
むしろ発表を早めて、ファンの関心を引きつけることに努めるべきではない
のか。ともかく、12月近い日程発表は改めてもらいたい。