
【トーク】
−中央競馬に物申す−
せわしないレース間隔
11月に入って東西相互発売拡大を実施しているが、11日の京都最終12Rは
メンバーが揃った特別戦でもあり、準メインレース並みの21億9000万円ほど
を売り上げた。拡大発売初日の3日は、せっかくの祝日というのに、雨にた
たられた。この日は、その前週、つまり相互発売実施以前とほぼ同じであっ
た。それ以降は、大レースで購買意欲を刺激するのか、思惑通りの伸びを示
している。
ただ、1日のトータルとしてはどうなのか。エリザベス女王杯のように前
年を上回るレースはわずかしかない。そのエリザベス女王杯でも、全盛期の
半減に近い。発売の窓口を広げれば売れる時代ではない。最終が増えた分は、
どこかで財布のヒモを閉めている。それならいっそ、売ることばかりに汲々
としないで、競馬をゆったり楽しむ方向性はないのかと思う。
とりわけ、メインから最終までの慌ただしさには閉口する。先週(11日)
の例でいえば、三場のメインが10〜15分間隔で行われ、ホッと息つく間もな
く東京の最終、その15分後には京都の最終が待っている。その短い時間に次
のレースの検討をし、発売窓口に足を運ばなければならないから、結構大変
な作業になる。競馬はもっと優雅に楽しむべきであろう。
特に、大レースの後は少しばかり余韻にひたっていたいものだ。また、馬
券を取ったら会話が弾むし、逆に外れた場合は、そこで気分の転換が必要に
なる。今のレース間ではそれが難しい。せめてもう10分、いや5分でいいか
ら、余裕をもって最終レースに臨みたいものだ。