【トーク】
−中央競馬に物申す−


メイン入れ替えにも聖域か

8月4日から始まった札幌競馬は盛況のようだった。昨年の開幕週に比べ、 売り上げ、入場人員ともプラスだった。特に、2日目は前年を12億円ほど上 回って、57億円近く売り上げている。そのしわ寄せは小倉競馬のマイナス (日曜は前年比で約14億円減)に表れているが、関西圏の競馬場、ウインズ で北海道競馬の発売を増やした効果であろう。使える資金は同じとしても、 選択肢が広がったことは、ファンにとって喜ばしい。  ただ、奇異に感じたのは日曜日のメインが8頭立てであるにもかかわらず、 16頭立ての10Rと入れ替えなかったことである。7月14日、新潟開幕日で新 装記念NiLS21をはじめ、馬連を発売できない8頭立て以下は、みんなメイ ンレースが入れ替えられている。重賞レースを除いてというのが原則らしい。  従場がメインだけの発売であったころならともかく、3特別を発売するの だから、この入れ替えがどれほど売り上げに効果的かは疑問だが、入れ替え ると決めたのなら、納得のいく理由がない限り、例外を作るべきではない。 今回の札幌日刊スポーツ杯はどんな理由があって、8頭立てをメインに据え 置き、「聖域」扱いしたのだろうか。些細な問題であっても、そうしたこと をきちっとしておかないと、やがて主催者の姿勢が問われかねない。