競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


春の天皇賞はナリタ優勢

 春の天皇賞(4月29日)はナリタトップロードが優勢だ。阪神大賞典(3 月18日)の勝ちっぷりが力強い。レコード時計で、しかも2着以下に8馬身 の差をつけた。昨年の同馬と見違えるばかり。相手が二流級でマックロウと の争いに絞れたが、その馬が走らず、ナリタの圧勝になった。これと比べて、 テイエムオペラオーはつまずく。 産経大阪杯(4月1日)で一本人気のテイエムオペラオーだったが、昨年 の勝負強さを欠いた。それがあったら、4着に落ちていない。叩き良化は見 込めるが、ナリタも叩き3走目である。渡辺騎手は当時のコメントで「完調 までいっていない」といっていた。同じように叩き良化でも、ナリタが一歩 も二歩も優勢と思える。  エアシャカールが好走した。穴馬のトーホウドリームに約半馬身先着を許 すも、4番人気の気楽さか、それとも蛯名騎手の度胸のよさか、後方追走か らの差し足が印象に残る。同騎手は「ゴール前でモタれたのが悔しい」とコ メントしたが、本番の糧になった。 こう眺めたら春の天皇賞はナリタトップロードが勝って、2着がエアシャ カールという見立てもできる。もっとも、テイエムオペラオーが2走目で無 策と思えず、また、メイショウドトウもいる。春の天皇賞は見応え十分だ。 それでも売り上げ増につながらないが、JRAはその見応え十分をはやした てたい。ともかくファンを競馬場、ウインズに呼ぶことだ。