競馬評論家の天馬が
中央競馬を辛口批評。
【トーク】
中央競馬にもの申す
出馬の蒔き直し必要なし
JRAは頭を切り替えたい。雪に襲われて、京都、東京で競馬中止の憂き
目をみるが、その代替競馬で出馬の蒔き直しをする。「公正」の建前からだ
が、レースの中には蒔き直しで新たな出馬が勝った。これは素人目にも、旧
出馬は輸送を2回しなければならないのに対して、新出馬は1回で済む。そ
の差が勝敗に関わったかと思える。
それなら「出馬の蒔き直し」は「公正」面から、決して「公平」でない。
出馬をそのままで順延開催としたら、ファンはじっくり検討できる。また、
東西の場外でも順延開催なら発売可能だ。不況脱出の手段として、馬券をで
きるだけ売らねばならない。それを「公正」なんて、きれい事で場外発売し
ないなんて、本当に不況を感じているのか疑われる。
馬券売り上げの約90%は場外馬券だが、その場外で売らず、不況対策も眉
唾ものだ。出馬を蒔き直しても、場外発売はJRAのやる気でできるが、予
想専門紙は少ないレース数で専門紙発売は不可能である。それなら全レース
で発売したらというかもしれないが、いつもの競馬開催で発売のレースに限
らねばならない。
大レースのダービー、有馬記念は2日前から出馬を発表して発売もしてい
る。一般レースも2日前の出馬発表に等しい順延開催を、この際ぜひ取り入
れたい。その出馬で順延の間に異常が生じたら、出走取り消しをする。たと
え出走取り消しが7、8頭に及んでも、公正の面からやむを得ない。ともか
く、JRAは頭を切り替えることだ。