競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


正月競馬は阪神でも開催

 正月競馬は京都開催が定番になっている。今年もそれに洩れないが、増築 工事中であり、不粋な覆いを背にして観戦しなければならない。菊花賞、女 王杯もそうであったが、興を殺がれた向きも少なくなかった。JRAに商売 心があったら売り上げの落ち込み、客足の鈍いことに目先を変えて、阪神開 催の手を打っているだろう。  阪神で正月競馬を開催することだ。正月は京都開催というマンネリズムが 破られて休眠のファンを揺り起こすかもしれない。ちょっとした発想の転換 である。宣伝に大金を費やすこともない。正月競馬を京都と阪神を入れ替え るだけだ。これで目先は変わる。ファンを呼べるかもしれない。売り上げが ちょっぴりだけでも伸びたら儲けものだ。  それに競馬と初詣でかち合って混雑するが、阪神ならそれが大いに避けら れる。京都の周辺には神社仏閣が多い。真隣に石清水八幡宮、伏見稲荷があ って電車はひどく混雑する。これに比べて阪神は近くに門戸厄神があっても 18日、19日の2日間ぐらい。交通機関の混雑緩和からも正月競馬は京都より 阪神が適当である。  ただ阪神は競馬場の収容力が京都より少ないが、今日の情況なら十分に受 け入れ可能であり、JRAは阪神開催を見逃して「何を考えているか」とそ しりたい。正月のレースは京都、阪神のどちらでも向くようである。関西の ファン分布からみても京都、阪神で正月競馬を交互開催がふさわしい。早速 に正月競馬の開催見直しが望まれる。