競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


回数は正しく数えたい

 「サバを読む」とは数をごまかすことである。先週の阪神3歳牝馬Sは第 50回だが、これぞ「サバを読む」ものだ。確かに阪神3歳Sは昭和24年に創 設しているが、平成3年からレースの性格は大変わり、牝馬限定になってい る。正しくは、そこ(平成3年)から回数を数えねばならない。これはJR Aが確信して「サバを読んで」いる。  ひとつにレースが伝統深いかを知らすにほかならないが、競馬で記録は大 切であり、牝馬限定に変わった平成3年から数えてこそ正しい。先週の阪神 3歳牝馬Sは第8回である。それが続けられて回数が増えてこそ伝統といい たい。レースの性格が変わったことは知らぬ顔で、回数を旧に重ねているが、 記録が不正確になる。  1999年からは第9回として数えたい。そのくらいの良心がJRAに望まれ る。たまたま1999年から障害競走がジャンプレースに呼び名変更だが、そし てGT、GU、GVも取り入れており、その回数を旧レースに重ねて数える などしないことだ。これは恐らく、JRAとしては旧レースに重ねて数えそ うであるが、声を大にしてなじる。  その第一弾の中山グランドジャンプ(JGT)が何と桜花賞と同じ4月11 日(日曜日)に行う。この「商売知らず」の日程にはあきれる。今からでも 遅くない。前週の4月4日(日曜日)に変更することだ。桜花賞とのかち合 いは避けたい。他事ながらスポーツ紙もGTが同じ日では扱いに困るだろう。 大レースの日程はマスコミの扱いも考えて組みたい。