競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


菊花賞も頭は固いか

 秋の天皇賞は本命に故障が発生して予想外の波乱を呼んだが、後味も悪く した。「競馬に故障はつきもの」であるが、大舞台で圧倒的な人気馬に生じ ている。「秋の天皇賞は1番人気が勝てず、逃げ馬も勝てない。魔物が棲む」 といわれたが、その魔物は4角前にいた。武豊のショックは思い知れるが、 すぐに菊花賞である。  菊花賞も頭は固いか。それならヒモ穴狙いになる。神戸新聞杯優勝のカネ トシガバナーが一線級に交じって人気落ちしそうである。関東馬でセントラ イト記念優勝のレオリュウホウ、同2着のダイワスペリアーは関西で馴染み 薄、関西馬で出走権を取れなかったサンプレイスも関東であまり知られてい ない。ともにヒモ穴候補。  もちろん関西馬ではボールドエンペラーも京都新聞杯9着で人気落ちを免 れないが、人気が落ちて気楽に行ったら怖い。こんな中でもう一度「三度目 の正直」でキングヘイローを取る手がある。ヒモ穴にまで人気は落ちないが、 距離が3000mであり、秋の3走目で人気が上昇することはない。その点で気 楽に乗れる。  「気楽に乗れる」ことは騎手にとって何より折れ合いもつけやすい。それ で3000mも克服できる。「目指す相手はダービー馬」、スペシャルウィーク をぴったりマークでレースを進めたい。たとえ他馬にやられようとも「ダー ビー馬を打ち負かす」のみである。逃げのセイウンスカイはスペシャルがさ ばく。そのさばいたところに襲いかかりたい。「頑張れっ」