競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


「百害あって一利なし」

 木曜日に土、日曜日分の出馬を登録させて発表している。これについて、 JRAは「近く枠順も入れるという噂をされるが、そのつもりはない。売上 増強案ともいわれるが、これまた前売は予定しない」と打ち消した。それな ら土、日曜日分の出馬を登録させて発表は何一つ効果もなくて「百害あって 一利なし」である。  わずかに栗東や美浦トレセンで厩舎を駆け巡って土、日曜日の出走予定馬 を取材するが、木曜日の夕方にJRAがそれを一括まとめて登録のうえ発表 で取材したものと突き合わせができる。中に厩舎めぐりをしないでJRAの 発表待ちという向きもないでもないが、厩舎を巡って取材の話でヒントが得 られぬでもない。  だからJRAの発表待ちでは、せっかくのヒントが得られぬことになる。 専門紙のトレセン詰め記者は相変わらず厩舎を駆け巡っての取材に怠りない。 そんな木曜日の土、日曜日分の出馬発表をこの際に見直すべきである。これ を金曜日のスポーツ紙は掲載しているが、中には調教を割愛したのも見られ る。  調教取材はファンの検討に材料として欠かせない。それを割愛して土、日 曜日の出馬掲載はファンの気持ち知らずである。そうさせるのもJRAの浅 はかな木曜日の出馬発表のせいにほかならない。この7日に理事改選は済ん だが、その策をやり続けるなら新しい理事陣も失格だ。新理事陣でその策を 見つめ直して、本当の除外馬ラッシュ防止に役立つようしたい。