競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



JRA競馬常識知らず

 4歳馬5大クラシックについてトライアルレースを設けすぎている。桜花 賞(4月12日)はGVでチューリップ賞(3月7日)、GUで4歳牝馬特別 (3月15日)、そしてGなしでアネモネS(3月21日)の3レースだ。その GV、GUは3着まで、Gなしは2着まで桜花賞の優先出走権が与えられる。 チューリップ賞がGVで、アネモネSはGなしか。これは差別でしかない。 そしてGV、GUが3着まで、Gなしが2着までに与えるが、GつきとGな しでなぜ差をつけたか。これは差別だ。皐月賞も桜花賞のようなトライアル で優先出走権を与えているが、JRAの身勝手なトライアルの設け方であり、 レースに差別をつける。  また、そのトライアルを本番と同コース、同距離で走らすが、これは下手 したら競馬の信用性を損ないかねない。その着順が本番で大きく変わること もある。年季の入ったファンなら“競馬でありがち”として分かってくれる が、新規のファンは“競馬に対して疑問”を抱くことになる。これはレース として避けねばならない。  そうあってこそ本番の興味が保てる。桜花賞トライアルは4歳牝馬特別の 条件が正しい在り方だ。昨今のように在厩馬が多ければ、トライアルと本番 で顔ぶれも大幅に変わるが、在厩馬が少なかったら、ほとんど同じ顔ぶれも あり得る。何としても、トライアルを本番と同コース、同距離で走らすこと は避けたい。それが競馬の常識である。