競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



身勝手な公正競馬確保

 3月1日(日)の中山は積雪で競馬を中止した。そして翌2日に順延もす ぐに決めているが、その出馬を蒔き直したのである。「何と形式にこだわる JRAか」と思った。それは“公正競馬確保”にほかならないが、それなら 出馬過多で驚くばかりの除外馬を出しており、「これは公正競馬確保で影響 ないか」と問いたい。  出馬過多の除外馬と、出馬そのままの順延とを公正競馬という秤にかけて みることだ。出馬過多の除外馬がはね上がる。また大レースで金曜日に出馬 を発表するが、レースは日曜日であり、順延の2日どころか、3日間も出馬 を持ち越すのである。これは“公正競馬確保”に関わらぬようだ。身勝手な 判断といわざるを得ない。  大レースが一つで“公正競馬確保”はできるが。11レースはとてもできぬ と答えるのか。それは詭弁である。お役所風の形式的な悪い面をまねたもの だが、一日も早く改めることだ。ファンサービスということからも出馬の蒔 き直しはせっかくファンが考え、思い巡らした予想をムダにする。順延でも 出馬そのままがサービスだ。  世間はちょっとでもムダを省こうと苦労しているが、出馬蒔き直しはあえ てムダなことである。翌2日の中山順延競馬は関西地区で発売しなかったが、 これもファン無視だ。出馬そのままで関西地区も定番のレースを発売してこ そファンの要望に応えられる。こんな身勝手な“公正競馬確保”を繰り返す なら、いつの日かファンの怒りが爆発しかねない。