競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



同種競技で同じレース名

 今年は4歳馬で外国産馬が優勢とあって、「ダービーは影が薄くなった」 という声も聞かれる。先週の共同通信杯4歳Sも外国産馬が人気を集めて1、 2着した。このレースはクラシックの登龍門として知られるが、外国産馬が 1、2着でクラシックに出られず、看板が偽りになる。時代の流れで仕方な いか。  それにサブタイトルのトキノミノル記念が専門紙、スポーツ紙で外されて いる。これは認識を改めてほしい。マスコミの共同通信社から賞金提供の申 し入れで、それを受けてその社名をレース名称にしたが、それまでのレース 名をサブタイトルに移して残した。これは本来ならマスコミ名がサブタイト ルでありたい。  その申し入れを受けた時に、競輪でも同社杯が大レースとして売れている ことは分かっていた。競馬も名が売れたらウマとクルマに足を運ぶファンに ややこしい思いが生じかねない。その点からもトキノミノル記念がレース名 であってほしかった。マスコミに弱いJRAで、その社名をレース名にした のは悔やまれる。  高松宮杯も競輪が先に設けてファンにも親しまれていた。それを中京で競 馬に設けたのであるが、何か競輪に気兼ねな思いがする。ウマやクルマ、ボ ートへ小マメに行くファンも少なくないが、それぞれで同一名のレースがあ ってはややこしい。今、クイーンCで外国産馬が優勝した。これでは今年の 「桜花賞も影が薄くなる」。  今、クイーンCで内国産馬が優勝した。これで今年の「桜花賞は影が薄く ならない」と。