競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



グランプリ日本一争い

 有馬記念はバブルガムフェローが出走を辞退した。しかし、エアグルーヴ はまさに鬼女で、そんな気配もない。レースは人気の盛り上がり必至で、売 り上げも新記録かと思わせる。“日本一争い”“グランプリ”として人気が 高い。そのレースが中山のみで関西ファンは生の観戦をできない。何とも歯 がゆい限りである。  クラシックレースはその範を取った英国の例でコースは動かせないが、フ ァン投票レースなんか、その限りでない。それなら、東西のファンに生でレ ースを楽しませたいものである。それには、中山の有馬記念と阪神の宝塚記 念を年末の同じ日に並べて、優勝馬の本拠地制(前年の優勝馬の地元)で“ 日本一争い”としたい。  そして、片やはGVで“日本一争い”に出られなかった馬の“残念レース” とする。これなら東西のファンが地元馬を応援してし甲斐も大きい。ともか く、JRAは関東偏重である。昭和31年に有馬記念を創設、4年後の昭和35 年に宝塚記念を設けたが、ファン投票は関西地区に限っていた。辛口の記者 につつかれて、のちに有馬記念同様の全国区と直した。  レース名も有馬記念は関西で温泉地の名にまぎらわしい。河野記念がふさ わしいと思わせる。有馬元理事長は実力政治家の河野一郎氏が据えた。その 名をレースにつけたい。また“日本一争い”の河野記念、宝塚記念にはグラ ンプリをつける。そうでない時は“残念レース”とつけたい。何としても“ 日本一争い”“グランプリ”を東西のファンに生で観戦させたいものだ。